体操競技部が神奈川県内の高校生を対象にした「平塚体操みらい塾」の運営に協力しました

湘南キャンパスの体操競技部が12月3日に、平塚市体操協会が主催する「平塚体操みらい塾」の運営に協力しました。今回の取り組みは神奈川県体操協会が後援となり、一般社団法人飯田エレクトロニクス協会の協賛のもと、神奈川県内の高校から体操競技を始めた初心者を対象に、競技の魅力や基礎知識を伝えると共に、競技力向上につなげてもらおうと初めて企画したものです。当日は9名の高校生が参加し、体操競技部の小河原慶太部長(体育学部教授)や植村隆志副部長(同准教授)、小西康仁男子監督(スポーツプロモーションセンター講師)と、部のコーチを務める大学院体育学研究科の大学院生が指導にあたりました。

当日はまず座学を実施し、植村副部長が体操競技の成り立ちやルール、ゼッケンとユニホームの着用方法など基本的な知識を講義。続いて小西監督が日々の練習の大切さ、目標設定シートの作成方法といった競技者の基礎となる考えについて語り、「競技スポーツにおいて、トレーニングや練習は大変重要。筋力や持久力といった体力が身につき、できなかった技も修得できれば自身の競技力向上につながります。体操競技においては、特に基本練習や新しい技の土台となる体力強化が必須です。その中から楽しさを見つけ、かみしめながら充実した体操人生を送ってください」と強調しました。

後半は体操体育館に会場を移し、ゆか、あん馬、つり輪、平行棒、鉄棒の順に、基本の動作や練習方法を指導。参加者たちは指導陣や大学院生のサポートを受けながら、トレーニングに汗を流しました。閉会式で小河原部長から修了証を手渡された参加者たちは、「講義や技のコツの教え方がとても分かりやすく自分が悩んでいたところの解消ができて、すごく楽しかった」と感想を話していました。

小西監督は、「初心者を対象に参加者を募りましたが、皆こちらが想定していたよりも競技レベルが高く、それぞれの所属先でしっかりとした指導を受けているように見受けられました。今回のみらい塾では基礎的な部分の練習方法を中心に指導しましたが、ここから普段の練習への理解を深めてくれればと思います。今後は今回の内容をさらに発展させるとともに、女子選手も対象にするなどプログラムの充実を図っていきたい」とコメント。小河原部長は、「体操競技は幼少期から始める子どもが多いのですが、神奈川県内では高校での受け皿が少ないため、県外に優秀な選手が流出してしまう傾向があります。また、日常的なトレーニングや技の練習などを指導できる人材も限られていることから、神奈川に本拠地を置くチームとして競技力向上に貢献したいという思いで平塚市体操協会と協力して今回のプログラムに至りました。今後も継続していくので、多くの高校生に参加してもらい、本学について知ってもらう機会にもなれば」と話していました。