[湘南]キャンパスストリートプロジェクトが広報講習会を開催しました

東海大学チャレンジセンター・キャンパスストリートプロジェクト(C.A.P.)が10月22日に、オンラインで「C.A.P.的広報講習会」を開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大により対面での活動を自粛している各チャレンジプロジェクトでは、SNSやホームページの更新、YouTubeへの動画投稿など、インターネットを活用した広報活動に力を入れています。そんな中C.A.P.では、情報を発信する際に必要な情報リテラシーを身につける必要があると考え、各プロジェクトに所属する学生を対象とした講習会を企画。WEBビデオ会議システム「Zoom」で実施し、約20名が参加しました。

初めに、Zoomのブレイクアウトルームを用いたグループワークを行い、インターネットを活用した広報活動におけるトラブルの事例や対応策について意見を交換。参加者からは、「過去の活動で撮影した写真や動画をアップする際には、顔が写っているメンバーやイベントに参加してもらった学外の人に掲載の許可を取った」「SNSにプロジェクトの説明を長々と書いても読んでもらえないので、一目見て活動内容が伝わる写真やキャッチコピーを載せるよう意識している」「イベント告知の際、曜日を間違えてアップしたことがあって以来、メンバー間でチェックし合っている」といった声が挙がりました。これを受けてプロジェクトメンバーの辻陸斗さん(教養学部人間環境学科社会環境課程3年次生)が、情報を発信する側と受け取る側におけるリテラシーの重要性を説明。「情報を発信する際には、見る人がどういった受け取り方をするかも考える必要があります。プロジェクトごとに適したSNSの種類や情報の見せ方があると思うので、話し合いの中で出た意見や注意点を今後の広報活動に活用してもらいたい」と話しました。

続いて、メンバーの田中健太さん(文学部広報メディア学科4年次生)が、SNSにおける個人情報流出の事例として、写真やリプライから住所、アルバイト先などが特定されてしまうトラブルを紹介。「私たちはプロジェクトの看板を背負っていることを自覚して活動しなければいけません。誰でも見ることができるSNSを更新する際には、メンバーや関係者に内容の確認を取りましょう」と訴えかけた。最後に、露木遼さん(教養学部人間環境学科社会環境課程3年次生)が講習会の要点をまとめ、「人は情報のほとんどを視覚と聴覚の“非言語コミュニケーション”で読み取るといわれています。SNSで言語を使って円滑にコミュニケーションをとる際には、相手に伝わりやすい文書の組み立てを考えてみてください」と語りかけました。