札幌ボランティアプロジェクトが防火・防災イベント「イザ!カエルキャラバン!」の運営ボランティアに参加しました。

東海大学スチューデントアチーブメントセンター・札幌ボランティアプロジェクトが10月15日に札幌市南区にある「子どもの体験活動の場Coミドリ」で開催された「イザ!カエルキャラバン!」の運営ボランティアに参加しました。このイベントは地域防災力を向上させるため札幌南区防火委員会が共催となり実施したものです。札幌市南区では初めての開催で、“道内初”となる「AR煙体験」をはじめ、「水消火器で的当てゲーム」「サラダ油で簡単ランタンづくり」など、たくさんの防火・防災体験プログラムが設置され、多くの家族連れが楽しみながら、防火・防災を学びました。

札幌ボランティアプロジェクトのメンバーは各種体験プログラムの運営補助を担当。「水消火器で的当てゲーム」を担当した櫻井萌さん(生物学部海洋生物科学科3年次生)は「子どもたちが楽しんで防火・防災を学んでいる姿を見ることができました。私が担当したブースは実際の消火器とほぼ同じ構造のものを使って、消火活動を疑似体験できるものでした。私自身もそうですが、大人でも消火器を人生で一度も使ったことがない方が多いと思います。こういったイベントを通じて、使用手順を模擬体験をすることで、火事や災害に遭遇した時でも落ち着いて行動できるのではないかと思います。子どもたちにとっても私たち学生にとっても大変有意義なイベントでした」と語っています。

参加した児童からは
「AR煙体験がとても参考になった。本物の火や煙と同じくらいの視界の悪さや勢いを体験することができた。お友達にも火の怖さを伝えたい」
「お話しを聞いて分かったつもりでも、やってみると難しいことがあった。見たり聞いたりするよりも実際にやってみることが大事だと思った」
といった感想がありました。

札幌市南消防団本部長の伊藤博哉氏は「札幌ボランティアプロジェクトの学生の皆さんには8月に開催された第53回もいわ夏祭りでもお会いしましたが、高齢化が進んでいる南区において、若い大学生の社会参画は大変ありがたいです。今後も若い皆さんの発想で地域を盛り上げていただきたいです」と語っています。