ソーラーカーチームがWGC優勝を山田学長に報告しました

8月9日、10日に秋田県・大潟村ソーラースポーツラインで開催された「ワールド・グリーン・チャレンジ」(WGC)ソーラーカーラリーで優勝した、東海大学スチューデントアチーブメントセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームが20日、湘南キャンパスで山田清志学長に大会の成果を報告しました。

2019年にオーストラリア3000kmを縦断する世界最大級のソーラーカ大会「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」(BWSC)で準優勝したマシン2019年型Tokai Challengerで今大会に臨んだチームは、工学院大学や神奈川工科大学、広島県・呉港高校などBWSC出場経験のあるチームに大差をつけて優勝しました。マシンの規格で分けられるチャレンジャークラスでの優勝をはじめ、予定の周回数、周回時間との誤差で競うグリーンラリーでも優勝。本学によるチームとしては初めて総合優勝にあたるグランドチャンピオンを獲得しています。さらに、ソーラーカーラリーの前日まで同地で行われた「ワールド・エコノ・ムーブ」で準優勝、「エコノ・ムーブ・ライト」で優勝しています。

報告会には前プロジェクトリーダーの武藤創さん(大学院工学研究科電気電子工学専攻2年次生)とメンバーの遠藤龍作さん(工学部電気電子工学科4年次生)、佐藤史也さん(同3年次生)、ギセラ・ジョアン・ガニさん(工学部応用化学科3年次生)に加えて、佐川耕平総監督(工学部電気電子工学科講師)、木村英樹監督(同教授)が出席。山田学長に向けてスライドでWGCの概要や参戦体制、2日間に及んだ大会の展開について紹介するとともに、チームメンバーが制作した動画作品を上映しました。山田学長からは、「コロナ禍で活動に制限がある中、ライバルチームに負けることなく頑張ってくれました。今後も感染対策に留意しながら活動してください」との言葉が送られ、代表してあいさつした武藤さんは、「本来であれば今年10月にBWSCが開かれるはずでしたが、新型コロナの影響で中止となってしまいました。今後はさらにチーム一丸となって23年のBWSCを目指していきます」と力強く語りました。