第26回教職教養講座を開催しました

ティーチングクオリフィケーションセンターでは、11月28日(火)5時限目に「第26回教職教養講座」を開催しました。
同講座は、教職を目指している学生が見聞を広めることを目的に、教職課程の普段の授業では深く学ぶことができないテーマについて、さまざまな分野の講師を学外からお招きし、2010年度から年に1~2回ずつ実施しています。

今回のテーマは「高等学校における地域貢献活動の実践」として、講師には神奈川県立新城高等学校校長の中野真理 氏をお招きしました。

神奈川県では、平成18年度からすべての県立高等学校で「地域貢献活動」を学校の教育活動に位置づけて実施してきました。
「地域貢献活動」は「学校教育活動における体験機会の提供によってボランティア意識を高める」ことを目的に、地域の状況や学校の実情にあわせて各学校が計画しています。その場面としてはホームルーム活動、生徒会活動、学校行事といった特別活動があり、さまざまな取り組みが行われてきました。
講座では、新城高等学校をはじめ神奈川県の県立高等学校で実施されている「地域貢献活動」について、具体的な取り組みやその意義をお話ししていただきました。

参加した学生からは、「地域貢献活動がどういった活動なのか、特別活動との関わりを理解することができ、地域貢献活動について視野を広げることができた」「学校にとっての地域を最大限に生かして生徒が主体になって取り組める活動を考えていきたいと思った」などの感想が聞かれました。