本学の留学生で政治経済学部の魯星磊さん(2年次生)と理学部の薛博奕さん(4年次生)が、昨年11月に厚木市で人命救助に貢献。このほど厚木市消防長から感謝状が贈られました。魯さんと薛さんは昨年11月3日、厚木市・依知南公民館で友人と総勢5名でバドミントンをしていた際に、そのうちの一人が突然倒れ、迅速かつ的確に対処して人命救助につなげました。
当時の状況について、「友人はうつぶせに倒れて白目をむき、自発呼吸も認められない状況でした。すぐに心肺蘇生をしなければと思い、中国の小学校時代に習った人工呼吸のやり方を思い出して取り掛かりました」と魯さん。薛さんは、「私はAEDの装置を取りに走り、施設の管理事務所に行って職員さんに状況を伝え、すぐ救急車を手配してもらいました」と振り返りました。AEDは、通っていた日本の自動車学校の授業で習ったことがある魯さんが操作。「頑張れ、意識が戻ってくれ、と祈りながら懸命に処置をしました。ほどなく倒れた友人が息を吹き返したときは、本当にうれしかった」と2名は声をそろえて笑顔を見せました。
魯さんと薛さんは、本学の体育の授業でバドミントンを希望。残念ながら2人とも履修制限の抽選に外れて当該の授業が受けられませんでした。「それなら一緒にバドミントンをやりませんか?」と魯さんが薛さんに声をかけ、近隣の施設を借りて友人たちと時折、バドミントンを楽しむようになったといいます。「友人が倒れた原因は心筋梗塞でしたが、すっかり回復し、また一緒にバドミントンを楽しんでいます。多くの人がAEDの使い方や人工呼吸の正しいやり方などを知っていれば多くの命を救えることになると思います」と魯さん。薛さんは、「友人が倒れた場では皆で冷静に協力できた。今回の経験は社会に出ても必ず役立つと思います」と話しています。

