ブルガリア・バルナ医科大学関係者が湘南キャンパスを訪問し交流を深めました

湘南キャンパスでは4月3日に、ブルガリア・バルナ医科大学研究者一行の訪問を受けました。この10年来、本学は量子加工応用分野でブルガリア共和国の研究人材育成に協力しています。バルナ医科大はブルガリア北東部黒海沿岸の都市・バルナにあり、医学部や歯学部などを有する同国屈指の医科系大学です。当日は、歯学部長のステファン・ピーブ博士と副学長のツアンカ・ディコバ教授および2名の若手研究者が来訪。本学の山口滋教授(理学部)、橋田昌樹教授(総合科学技術研究所)、岩森暁総合科学技術研究所長、新屋敷直木理学部長・大学院理学研究科長、梶田佳孝大学院工学研究科長、山本佳男工学部長、利根川昭理工学プロボストらとあいさつを交わしました。

その後の研究交流会では、最初に山口教授が本学の沿革や全国に広がる本学キャンパス、留学生の教育・研究活動などについて説明。続いて、バルナ医科大の研究者4名の研究紹介と、本学のセルゲイ・クリニッチ教授(工学部)による機能性ナノ粒子研究プレゼンテーションを実施しました。一行は、橋田教授による案内で12号館の「先端光ナノ科学研究室」や17号館の無機系分析設備、有機・生化学系分析設備など本学の実験施設も見学しました。クリニッチ教授や橋田教授の研究にはバルナ医科大の研究者4名が大変な興味を示し、今後は新たな研究交流発展が望めます。

※今回来訪した一行と研究プレゼンテーションは以下の通りです。
”Personalized Implants for Bone Regenerative Therapy”   by Dean Prof. Stefan Peev
Engineering approach in modern dentistry and our collaboration  by Prof. Tsanka Dikova
“Application ogf lasers and laser technologies in modern dentistry”   by Ms.Varvara Rogova and Dr. Ralitsa Yotsova