札幌キャンパスの硬式野球部が全日本大学野球選手権1回戦で環太平洋大に勝利しました

6月6日から12日まで明治神宮野球場と東京ドームで開かれる全日本大学野球選手権大会に、札幌キャンパスの硬式野球部が札幌学生野球連盟の代表校として4年ぶり9回目の出場。大会初日の雨天順延を経て、7日に1回戦で中国地区大学野球連盟代表の環太平洋大学と神宮球場で対戦し、2―0で勝利しました。

硬式野球部は、序盤からのエース渡部雄大選手(国際文化学部4年次生)が、四死球は与えるものの後続をしっかりと抑え、相手打線をまったく寄せつけない快投を見せます。攻撃では5回に岡本魁選手(同3年次生)がチーム初安打で出塁すると、送りバントと四球でチャンスを広げ、1番の平野龍之介選手(同4年次生)が左中間にツーベースヒットを放ち2点を先制しました。その後も渡部選手が緩急をつけたピッチングで見事にノーヒットノーランを達成し、勝利を決めました。

日下部憲和監督(本学職員)は、「今季は4年次生が中心となって明るく元気なチームで、全日本出場への原動力となってくれています。渡部は昨年までリーグ戦では1勝しか挙げられませんでしたが、本人の努力で春季リーグ戦から勝ち星を重ね、素晴らしい投手に成長してくれました」と語りました。大会史上7人目、11年ぶりのノーヒッターとなった渡部選手は「試合が終わるまでノーヒットノーランとは気づかず、試合後のインタビューで知って鳥肌が立ちました。コンディションがよく、ボールが指にかかり、体の動きもいつも以上によかったのでいい投球ができると思い、マウンドに向かいました。今日は日下部監督の誕生日だったので、ウイニングボールをプレゼントできてよかったです。この先も1戦1戦、気合を入れて戦っていきます」と笑顔を見せました。

次戦は大会3日目の6月8日(水)、神宮球場の第2試合(午前11時30分開始)で湘南校舎の硬式野球部(首都大学野球連盟代表)に勝利した佛教大学(京滋大学野球連盟)と対戦します。皆さまのご声援、よろしくお願いいたします。