ボディビル部が全日本学生選手権大会フィジーク部門団体で4連覇を達成しました

湘南キャンパスで活動するボディビル部が9月27日に、東京大学安田講堂で開催された全日本学生ボディビル選手権大会のフィジーク部門団体で優勝し、4連覇を達成しました。ボディビル競技は、全身の筋肉の大きさやキレ、バランスを審査するボディビル部門と、上半身の筋肉の形状やプロポーションを中心に審査するフィジーク部門に分かれています。フィジーク部門は身長別の3クラスで実施され、各クラス10位以内に与えられる入賞ポイントの合計で団体順位が争われました。

有賀誠司部長(健康学部教授)の指導の下、東海大学から出場した選手たちは各クラスで好成績を収めました。176cm超級では主将の鈴木瑠晟選手(健康学部4年次生)が3位に入賞。176cm以下級では天野隼選手(同)が3位、江原隆之介選手(体育学部3年次生)が4位、富本豪輝選手(工学部2年次生)が7位に入り、4年連続となる団体優勝につなげました。

鈴木主将は個人優勝を目標に1年間トレーニングを重ねてきましたが、関東学生選手権大会では2年次の優勝後、3年次と順位を落とすなど、思うような結果を残せない時期もあったといいます。「今大会の1週間前にあった関東選手権で、後輩や仲間たちがステージで全力を出している姿に感動し、自分も落ち込んでいるばかりではいけないと気持ちを切り替えました。全日本では過去一番と言える状態まで仕上げることができ、やり切ったという思いです」と振り返りました。団体4連覇については、「ボディビルやフィジークは個人競技ですが、連覇に向けた強い気持ちを全員で共有し、同じ方向を向いて力を合わせることが大切です。合宿でも積極的にコミュニケーションを取り、思いを共有してきました。今回入賞した江原選手と富本選手は今後のチームを担う存在です。2人を中心に全員で協力し、5連覇を達成してほしい」と後輩たちに期待を寄せました。

天野選手は、「自分の持つ100%を出し切れた自信があります。3位という結果には悔しさもありますが、後悔はしていません」とコメント。「ボディビルは大会までの準備期間が長く、つらいこともありますが、ステージにすべてをかけることにやりがいを感じています。競技を通して培った忍耐力を卒業後の社会人生活でも生かしていきたい」と話しました。ボディビルにも出場し、11位に入った江原選手は減量中に腰を痛め、背中や脚のトレーニングを十分にできない中で大会に臨みました。「8月の日本ジュニア大会では10位という悔しい結果だったので、この1カ月は『絞りでは誰にも負けない』という強い気持ちで取り組んできました。4位と呼ばれたときは悔しさがありましたが、この経験をバネに、学生最後となる来年度は絶対に優勝したい」と力を込めました。富本選手も、「これまでで一番いい状態で臨めたと思っていましたが、ステージに立ってほかの選手を見ると、もう少しやれることがあったのではないかと感じました。特に減量面には反省点があります。来年は後悔がないようにやり切りたい」と次の大会を見据えています。

有賀部長は、「選手たちは持てる能力を十分に発揮し、よりよいパフォーマンスを目指す姿勢を見せてくれました。1週間前の関東大会から短い期間にもかかわらず、さらに仕上がりを高めてくれ、大健闘といえる結果だったと感じています」と選手たちをたたえました。また、近年はボディメイクの広がりを背景に大学ボディビル界でも競技人口が増え、大会のレベルが年々高まっているとした上で、「審査員の評価を高めるには、体だけでなくステージでの表現力も重要です。特に『目力』『表情』『笑顔』を意識するよう学生たちに伝えてきました。入賞した選手たちは、それを存分に発揮してくれました」と語りました。

なお、入賞した選手たちと有賀部長は10月1日に、湘南キャンパスで木村英樹学長、濱本和彦副学長、梶井龍太郎学長補佐に4連覇を報告。大会に向けたトレーニングや普段の食生活、ボディメイクで意識している点などを説明しました。木村学長は、「健康学部や体育学部での学びを生かしているのはもちろん、工学部の学生も競技に取り組んでおり、勉学と競技を両立している様子がうかがえました。今後も大会で素晴らしい成績を収めることを期待しています」と選手たちを激励しました。