東海大学グローバル推進本部では10月４日に湘南キャンパスで、第２回グローバル推進セミナー「Times Higher Education(THE)世界ランキング2018の解説および現状分析報告について」を開催しました。2018年度の大学世界ランキングが９月５日に発表されたことに合わせて、イギリスの総合雑誌TIMESが運営しているTHEランキングの仕組みや特徴を理解し、今後の施策立案の一助にすることを目的に企画されたものです。当日は、THEランキングを発表しているTESGlobal社の日本代理店・株式会社進研アド・グローバル営業部の山田太郎グループリーダーが講演。湘南キャンパスをメーン会場に代々木、高輪、清水、伊勢原、熊本、札幌の各キャンパスにもテレビ会議システムで配信し、約70名の教職員が参加しました。
講演では最初に世界ランキングにランクインすることの意義を説明。「世界に約18,000大学があるといわれている中、今回のTHE世界大学ランキングでランクインしたのは全体の６％であり、世界標準での研究・教育が行われている大学として他大学との連携や留学生募集などに良い影響を与える」と語りました。その後、類似の世界ランキングであるQSランキングや世界大学学術ランキングとの違いやその評価指標、THE世界ランキングとTHE世界大学ランキング日本版の相違点などを説明。その後、18年度版ランキングの結果から見える傾向や本学のスコアなどを説明しました。参加者からは、「ランキングがどのような計算に基づくものなのかを理解するよい機会だった。大学としては研究力向上が重要であることを再確認したので、今日学んだことを同僚らと共有し今後の組織運営に生かしたい」といった声が聞かれました。
