体育学部と政治経済学部の学生がスペイン語の弁論大会で入賞しました

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年次生の中尾勇斗さんは、12月7日に創価大学で開かれた「第28回創価大学創立者杯スペイン語弁論大会」で準優勝にあたる駐日ニカラグア共和国大使館賞を受賞しました。「感謝」を統一テーマにした同大会で、中尾さんはアメリカ・ニューヨークに留学した時のエピソードを披露。氷点下20度を下回る日に屋外で夜行バスを4時間待つことになった際、偶然居合わせたほかのバスの運転手の好意で目的地近くへ連れて行ってもらった経験から、「見ず知らずの自分に親切にしてくれたことにとても感謝したので、それ以降海外に渡航した時には、困っている人がいれば手助けをするようになりました。出会った人全員に同じようにはできないけれど、自分にできる限りのことはやれるよう心がけています」と力強く語りました。準優勝の評価に対して中尾さんは、「スペインから留学している友人に発音や原稿作成をサポートしてもらったので、受賞できたのは彼のおかげ。大会に向けて練習することで発音がよくなったと感じますし、大勢の人の前で発表した経験が自信につながりました」と語ります。

また、政治経済学部経営学科4年次生の柴田絵理子さんは、14日に天理大学で開かれた「第49回全国スペイン語弁論大会」に出場し、特別賞にあたる外国語学科奨励賞に選出されました。柴田さんは、「始めることに遅いことはない」と題して、自身の人生を振り返るスピーチを披露。高校や大学への進学で挫折した過去から、鉄道会社に就職した後、社会人学生として東海大に入学するまでの経緯を語り、「失敗の多い人生でしたが、この経験をもとに『何かを始めるのに遅いということはない』というメッセージを多くの人に伝えたかった」と振り返ります。受賞について、「本番は緊張してあまり出来のいいスピーチではなかったのですが、内容も含めて評価していただけたので、これまでの人生が報われたような気持ちになりました。東海大には外国語の勉強を頑張っている学生や指導に熱心な先生方が多く、周りから刺激を受けてここまで成長することができました」と笑顔で語りました。

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