第1回研究推進セミナー「研究活動に関する説明会」を開催しました

湘南キャンパスで6月26日に、2020年度第1回研究推進セミナー「研究活動に関する説明会」を開催しました。本セミナーは、教職員や学生の日々の業務や研究活動に役立つ情報を提供する場として2015年度から開いているものです。毎年4月には、主に新任教員を対象としたテーマを湘南キャンパスをメイン会場に、テレビ会議システムを使って各キャンパスに配信してきましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、開催を延期。当日はオンライン会議システム「Teams」を使い各キャンパスの教職員53名に対して、本学の研究支援体制や研究を展開していく中での注意点を研究推進部のスタッフが説明しました。

セミナーでは、冒頭に長幸平研究推進部長(情報理工学部教授)が、大学の研究力の指標となる世界大学ランキングや科学研究費採択件数ランキングなどを紹介。「教育と研究は大学を推進する両輪であり、よい研究者はよい教育者でもあります。研究推進部では皆さんの活動をサポートしていきますので、本日はさまざまな制度を知っていただきご自身の研究に活用してください」とあいさつしました。その後、研究推進部のスタッフが研究費獲得への流れや使用方法、研究活動に係わる法令、学内のサポート体制などを説明しました。最後に稲津敏行副学長(理系担当)があいさつし、「本学でも研究推進部を中心に全力で先生方をサポートしてまいりますが、一人ひとりの研究活動のすべてを把握することはできません。研究不正はどんなに些細な金額であろうとも絶対にあってはなりません。大学の研究推進力の向上は個々の先生の努力にかかっています。研究者である自覚をもって公正な活動を期待しています」と語りました。