女子バレーボール部が全日本インカレで2連覇を果たし、今季4冠を達成しました

湘南校舎の男女バレーボール部が11月29日から12月4日まで、東京都・大田区総合体育館などで開催された第75回秩父宮賜杯全日本大学男子選手権大会/第69回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会(全日本インカレ)に出場。女子部が決勝で日本女子体育大学を破って2年連続9回目の大学日本一に輝き、春秋の関東大学リーグ戦、東日本インカレと合わせて今季4冠を達成しました。

女子部は1回戦の愛知教育大学に3―0で勝利すると、その後も準決勝の神戸親和女子大学戦までの5試合を1セットも落とすことなく勝ち進みます。日本女子体育大学との決勝では、1セット目にリードを許す場面もありましたが、日本代表でも活躍する宮部愛芽世選手(体育学部3年次生)や佐々木遥子選手(同)を中心に攻撃的なバレーを展開。逆転で第1セットを取ると、その後は相手を寄せ付けず3―0で栄冠をつかみました。

藤井壮浩監督(スポーツプロモーションセンター教授)は、「今年度は、けが人が出たりコロナ禍もあったりと大変なこともありましたが、4年次生を中心に最後までまとめ上げてくれました。決勝戦は序盤でこちらのペースをつくれず、苦しんだ場面もありましたが、選手たちがよく頑張ってくれました。4冠達成はマネージャーやトレーナーの学生も含め4年次生たちが丁寧にさまざまな面でチームを進めてくれて、このような形に結実したと感じています。決勝まで1戦1戦を大切に戦い、選手たちは金メダルに似合う顔付きになりました」と話しました。大会最優秀選手賞に選ばれた中川つかさ主将(体育学部4年次生)は、「本当にうれしい気持ちと同時に、いい形で終わることができてホッとしています。スタートだけでなくつなぎの部分の精度を高めようと1年やってきたことが今大会でも初戦から出せていて、決勝まで続けられたことが勝因だと思います。今季は4冠という大きな目標を立てて、それがプレッシャーにもなりましたが、皆で頑張って乗り越えてられました」と笑顔で語りました。

なお、男子部は1回戦の東北学院大学戦から準々決勝の東京学芸大学戦まで4試合を1セットも落とさず勝ち進むと、準決勝では日本体育大学に3-1で快勝。6年ぶりの決勝進出を果たしました。筑波大学との決勝では第1セットを先取するも、その後はリードを奪われ1-3で敗れ準優勝となりました。