男子バスケットボール部がインカレで2年ぶり7回目の優勝を果たしました

男子バスケットボール部が12月3日から11日まで国立代々木競技場第二体育館などで開催された全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)で、2年ぶり7回目の優勝を果たしました。

初戦で神奈川大学を69―59で下すと、準々決勝では中央大学に70―65、準決勝では日本大学に62―56と、ともに逆転勝利を収めて3年連続で決勝へと駒を進めました。決勝では、8月から11月にかけて開催された関東大学バスケットボールリーグ戦で初優勝を遂げた白鷗大学と対戦。昨年度の同大会決勝で敗れた相手に対し、第1クォーターは金近廉選手(体育学部2年次生)の3ポイントシュートから流れをつかむと、15―2と大差をつけます。第2クォーターは相手の猛攻にあったものの、黒川虎徹選手(同3年次生)と西田公陽選手(同)の連続3ポイントシュートなどで踏ん張り、27―17で前半を折り返しました。第3クォーターは金近選手が3連続得点を決めるなど39―36とし、第4クォーター序盤に逆転を許したものの、島谷怜選手(同4年次生)の3ポイントシュートで逆転。松崎裕樹主将(同4年次生)の連続得点などで一進一退の攻防を制し、54―51で逃げきりました。

松崎主将は、「リーグ戦で白鷗大に負けたときから準備してきたことを徹底できました。コートに立っている選手も、立っていない選手も声を出し続け、気迫で負けなかったことが勝因だと思います」と話します。島谷選手は、「自分たちがこれまで積み上げてきたものを序盤から発揮でき、最後の最後に目指してきた形ができたのではと感じています。結果が出ないときもチームとスタッフを信じてやってきたので、最後に優勝できてうれしい」とコメント。今年度は、5月の関東大学選手権大会でベスト16と苦しいスタートになりましたが、陸川章監督(スポーツプロモーションセンター教授)は、「WUBS(Sun Chlorella presents World University Basketball Series)に出場した経験などを生かして、選手たちはどんどん成長していきました。対戦した大学はどこも素晴らしいチームでしたが、選手たちは最後までよく粘ってくれました」とたたえました。

なお、松崎主将が最優秀選手賞に選出され、金近選手が優秀選手賞と得点王に、黒川選手が優秀選手とアシスト王に選ばれています。