湘南校舎で12月14日に、ラグビーフットボール部と陸上競技部駅伝チームの壮行会を開催しました。ラグビー部は秩父宮ラグビー場などで行われている全国大学選手権大会で創部初の大学日本一を目指し、12月25日（日）に大阪市・ヨドコウ桜スタジアムで行われる準々決勝で筑波大学と対戦します。駅伝チームは来年１月２日（木）、３日（金）に東京・大手町から箱根・芦ノ湖間で開催される東京箱根間往復大学駅伝競走（10区間・217.1キロ）で総合10位以内に与えられるシード権獲得を目指します。
壮行会には学生や教職員が多数参加し、それぞれのチームメンバー紹介に続いて、ラグビー部の伊藤峻佑主将（体育学部４年次生）と駅伝チームの宇留田竜希駅伝主将主将（同）があいさつしました。伊藤主将は、「今年度は『つなぐ』を意味する『チェーン』をスローガンに戦っています。選手やスタッフ、応援してくださる皆さんの思いを大きなチェーンにして、一丸となり優勝を目指します。１月８日の決勝で勝利し、優勝カップを持ち帰ってきますので、応援よろしくお願いします」と呼びかけました。宇留田主将は、「昨年度の箱根駅伝でシードを落として悔しい思いをしてから１年、このレースのために努力を続けてきました。当日は一丸となって頑張ります」と意気込みを語りました。
続いて山田清志学長が登壇。ラグビー部の選手たちに向けて、「昨年度の壮行会で『私を国立競技場に連れてって』とお願いし、準決勝でその言葉を実現してくれました。今年度は私を２回、国立競技場に連れていってください。１月８日のスケジュールは空けてあります」とエールを送り、駅伝チームには、「私の大学の同級生には、解説者の瀬古利彦さんがいます。先日、お会いした時に『今年度の東海大はどうですか』と聞いたら『なかなか厳しいね』と言っておられました。皆さんもご存知のように、瀬古さんの予想よりも当たらないものはない。ぜひ瀬古さんの鼻を明かしてほしい」とユーモアたっぷりにメッセージを送りました。また、会場となった４号館前の富士見通りから富士山が望めることから、「この場所で多くの人たちから激励された意味をかみしめて、それぞれの目標に向けて駆け上がってほしい」と激励しました。その後、応援団とチアリーディング部の指揮のもと、吹奏楽研究会が東海大学応援歌と校歌を演奏し、最後に両チームの主将が“腕タッチ”で健闘を誓い合いました。
