本学学生がデンマーク大使館パビリオンの運営に協力しています

本学の学生たちが、東京オリンピック・パラリンピックの開催期間(7月23日~8月8日、8月24日~9月5日)中に、東京・デンマーク大使館で開かれているパビリオンでボランティアスタッフを務めています。このパビリオンは、デンマークが世界に誇るデザインや医療・食文化、持続可能な社会を実現するための先進的な取り組みなどを展示するものです。学生たちは会場内での受け付けや参加者の案内・誘導、飲食ブースでの販売などの担当を通じて運営に協力しています。本学では、日本の大学で唯一「北欧学科」を有し、国際交流の拠点としてデンマーク・コペンハーゲン近郊にヨーロッパ学術センターを設置していることなどからパビリオンに参加し、教育・研究活動を紹介するブースを出展しています。

学生たちは、会場入り口での対応や来場者の検温、パビリオン内の展示物の管理や消毒、会場内の案内係を担当。デンマークに本社を置く「LEGO」のブースでは、来場した子どもたちをサポートしています。海外にかかわる仕事を志していることからボランティアに参加した太田麗奈さん(文化社会学部3年次生)は、「大使館の職員や来場者の方などさまざまな人と接することができ、英語でコミュニケーションをとることもあるので勉強になることが多い。デンマークが福祉や環境保全のために取り組んでいる活動や、東海大学とのつながりを知る機会にもなりました」と語ります。蓮見美璃さん(同2年次生)は、「東京でオリンピック・パラリンピックが開かれるこの機会に、自分もボランティアとして貢献したいと思いました。在学中に海外留学をしたいと考えているので、ボランティアを通じて経験を積みたい」と話していました。