海外のパートナー校と本学の学生によるオンライン交流会「World Hygge」を開催しました

東海大学では12月15日に、海外のパートナー校と本学の学生によるオンライン国際交流イベント「World Hygge」を開催しました。現在、学生は新型コロナウイルス感染症拡大により海外留学や対面での交流が中止になるなど、さまざまな制限を受けています。そこで、本学とパートナー校の学生を対象にオンラインで国際交流の機会を設けようと、昨年春から「Tokai Hygge」を実施。今回の「World Hygge」では、本学の学生、デンマークやフィンランド、ロシア、ドイツ、タイ、台湾などのパートナー校の学生が一堂に集結し、約80名が参加しました。

開会にあたり司会のウィンダ・ジョセリンさん(理学部物理学科2年次生)が英語で、宋・ミンジェさん(文化社会学部広報メディア学科2年次生)が日本語であいさつし、「World Hyggeの『Hygge』は、デンマーク語で居心地の良い空間を意味しています。リラックスして気さくに話してみてください。今回だけに限らず、連絡先を交換して今後も交流を深めてもらえたらうれしいです」と期待を語りました。その後、学生はそれぞれの語学レベルに合わせて、日本語や英語、Mix(日本語と英語)の計23のグループに分かれて交流。グループディスカッションでは、互いの学生生活や文化について紹介し、日本観光した経験談や生活環境、アイドルなどについて語り合いました。また、互いの気になることについて質問する場面もあり、「日本はもうコートを着ないといけないくらい寒くなってきたけど、みんなの国はどのくらい寒いですか」という質問に対して、「ロシアは今マイナス23℃くらいです」という回答があり、各国の冬の気温の違いに驚いていました。さらに、今回は「自慢の1品を紹介する」というテーマが設けられており、学生はアニメキャラクターのグッズや茶道の道具、洋服などを互いに紹介し合いました。

参加した学生からは、「最初から気さくに話すことができたので、終盤は将来や人生について相談するほど打ち解けていました。新型コロナウイルス感染拡大が収束したら対面で交流したい」「海外の文化や食事など知らないことがたくさんあると感じました。ですが、好きなアニメが同じなど共通する部分もたくさんあったので、これからもSNSを通じて交流をしていきたい」といった感想が聞かれました。