女子ハンドボール部が「第17回東海ハンドボールフェスティバル マーメイズカップ」を開催しました

湘南キャンパスで活動する女子ハンドボール部が昨年12月25日から27日にかけて総合体育館で、「第17回東海ハンドボールフェスティバル マーメイズカップ」を開催しました。同部の選手やスタッフが大会の準備や運営などを担い、全国の高校生プレーヤーを招いて競技者間の交流を深めるとともに、試合や合同練習を通して技術の向上につなげてもらおうと毎年開いています。

女子ハンド部が出場を予定している日本選手権大会が例年の12月から1月に延期になる中、毎年マーメイズカップに参加している高校などから要望を受けた学生たちは、自分たちの練習と並行しての開催を決意。本学スポーツプロモーションセンターの協力を得ながら準備を進め、本学独自の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインなどを参考にして感染マニュアルも作成するなど対策を徹底。昨年度は社会情勢により参加4チームと小規模開催となりましたが、今年度は29チームが参加し、大学生との合同練習のほか、26、27日には「マーメイズカップ」としてリーグ戦を実施。最終日には公益財団法人日本ハンドボール協会の公認審判員の協力を得て、公式大会さながらの雰囲気で試合を行いました。

マーメイズカップは栗山雅倫監督(体育学部教授)が東海大学に着任したころ、周囲の高校の監督らから「ぜひ合宿を主催してほしい」という強い要望があり、6チームで第1回を開催。栗山監督は当時を振り返り、「今より部員が少なく、試合でもあまり勝てない時期でしたが、ハンドボールと真摯に向き合っていけばいつかいいことが起こると信じて、カップ戦や講習会などを行い、“互いに刺激し合える会”を目指してきました。続けていく中で、参加校が1チーム、2チームと増え、このように大規模な大会を開けるほどに輪が広がりました。マーメイズカップは、チームの原点を思い出させてくれる大会です」と語ります。

昨年度は秦野市総合体育館で行ったため、湘南キャンパスでの開催は2年ぶりとなりましたが、学生たちはそれぞれに割り振られた役割を全うしました。内藤ひな主将(体育学部3年次生)は、「たくさんの方々にご協力いただいたことで盛大に開催することができました。ハンドボールに対するエネルギーがあふれる高校生の姿を見て、多くの力をもらいました。私たちもチームが掲げる学生日本一という目標に向かって、さらにレベルアップできるよう頑張っていきたい」と話していました。