【出展案内】テクニカルショウヨコハマ2022

東海大学は、2022年2月2日(水)から2月10日(木)に開催される「テクニカルショウヨコハマ2022」(オンライン形式)に出展します。
この展示会は、最先端の技術・製品が一堂に会する、首都圏最大級の工業技術・製品に関する総合見本市として、出展者・来場者の皆さまに業界の枠を超えた情報の発信、収集、交流を広範囲に展開していただき、技術・製品の販路拡大、ビジネスチャンスの創出、地域産業の振興を図ることを目的に開催されます。
今年は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮しつつ、リアル(開催場所:パシフィコ横浜)とオンラインでのハイブリッド型での開催となり、本学からは、2件の研究シーズをオンライン形式で出展いたします。
詳細は下記開催概要をご覧ください。

開催概要

公開期間

 2022年2月2日(水)から2月10日(木) (オンライン形式)
  ※リアル形式は、2022年2月2日(水)から2月4日(金)

入場料/閲覧料

無料(事前登録制)

出展テーマ

※各研究者の紹介ページは公開期間開始日からアクセス可能になります。
<研究開発>
●フォトクロミズムを用いた新しい液体膜可視化計測手法の開発とエンジン油膜への適用
 工学部機械工学科 畔津 昭彦 特任教授
 フォトクロミズムの原理を応用した新しい流れの可視化、流速・膜厚計測手法を提案し、フォトクロミズムによる着色濃度を定量化して明瞭な画像を得るために2時刻2波長処理手法を考案しました。本手法を、可視化エンジンのピストン周りのオイルの挙動という非常に複雑な流れ場に適用し、手法の妥当性と有効性を確認すると共に、長年の疑問点をいくつも解明しました。エンジン以外の対象や、エンジンオイル以外の液体薄膜への適用を目指しています。

●空気中の物体にかかる圧力を計測可能とする新しい感圧塗料技術の開発
 工学部 航空宇宙学科 航空宇宙学専攻 沼田 大樹 講師
 感圧塗料技術は光計測の一種ですが、本技術を用いることで、非接触・非侵襲で、通常の計測手法では取得が難しい「動的な」シチュエーション下における物体表面圧力が、時系列的かつ面分布として取得可能となります。開発している技術を実際に適用した例として、運動し変形するデルタ翼上の圧力分布計測結果とその応用解析の結果、及び空気中を音速の 1.9 倍で飛行する物体の、2 色発光型感圧塗料による計測例を紹介します。

主催

公益財団法人神奈川産業振興センター、一般社団法人横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市