オンラインで「留学WEEK」を開催しました

東海大学では、4月11日から16日にかけてオンラインで「留学WEEK」を開催しました。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種により、海外で留学の受け入れが徐々に再開し始め、本学も「2022年度夏季出発(短期)海外派遣留学プログラム」の募集を開始しています。今回のイベントは、海外派遣留学プログラムの内容や申し込み方法の案内をはじめ、国際交流イベントなどについて紹介しようと企画しました。

11日には、新入生をはじめとした学生たちに本学が実施している国際交流イベントや派遣留学制度の概要を紹介。また、今年の夏に出発する海外派遣留学プログラム(短期)の説明会も実施しました。12日は、海外の大学や語学学校への学部留学を提供している「日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)」が、学生の目的に合わせたさまざまな留学プログラムを紹介しました。また、海外のパートナー校と本学の学生によるオンライン国際交流イベント「Tokai World Hygge」も開催しました。

13日には、ハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)で本学向けに設けている3つの留学プログラムについての説明会を行いました。同日には、「学長と英語でトーク」と題して、山田清志学長が英語で「平和」をテーマに講演。「終戦から75年以上経ち、日本で戦争を経験してきた人も数少なくなっています。今の日本は戦争の観点から考えるととても平和な国ですが、戦時中は東京大空襲をはじめ兵士ではない女性や子どもなど多くの国民が巻き込まれました。今まさに海外でも同様のことが起こっています。この状況を皆さんがどのように捉えていくかが、平和への一歩につながると思います」とメッセージを送りました。その後は、ビデオ会議システム「Zoom」のブレイクアウトルーム機能を使って、グループディスカッションを実施。参加した学生たちは、「私たちは戦争を経験していないので平和の基準を考えるのが難しいけれど、争いがないから平和というわけでもないと思います。戦争のように目に見えるものだけではなく、いじめやハラスメントなど社会問題にも目を向けないといけないと思います」「生まれた環境や国によって平和の定義は違います。文化や価値観の違いだけでも争いの火種になりかねないので、よりグローバルで平和な社会に向けて、国際交流を深めていかないといけないと感じました」といった意見が出されました。

14日は、「大学をENJOY!海外への一歩!」と題して、各キャンパス・校舎で国際交流を行うプロジェクトやサークルが、新入生や在校生に向けて活動内容を紹介。札幌キャンパスの「English Speaking Society(ESS)」や豪華客船に乗船する観光客の通訳を行う静岡キャンパスの「ATLAS」など地域性を生かした活動展開する9団体が活動について紹介しました。15日は、湘南校舎1号館1階のGLOBAL AGORA(グローバル・アゴラ)とオンラインを併用して留学の個別相談も実施。最終日の16日は、HTICによる英語レッスンの体験を開催。学生はそれぞれの語学レベルに合わせて、初級と中級に分かれてレッスンに参加しました。また、今年留学から帰国した学生から現地での体験談を聞く「留学報告会」も行いました。

【2022年度夏季出発(短期)海外派遣留学プログラム】

募集期間 4月12日(火)~5月6日(金)17:00