箱根駅伝でシード権獲得を目指す陸上競技部駅伝チームが報道陣に練習を公開しました

来年1月2日(火)、3日(水)の第100回東京箱根間往復大学駅伝競走に出場する陸上競技部駅伝チームが12月13日、報道関係者に練習を公開しました。東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路5区間(107.5キロ)、復路5区間(109.6キロ)の合計10区間(217.1キロ)で優勝を争う同大会に、本学は11年連続51回目の出場を決めています。

当日は、テレビ局や新聞社などから多数の記者が参加し、陸上競技場で練習風景を撮影。その後、両角速駅伝監督(スポーツプロモーションセンター教授)や越陽汰駅伝主将(体育学部3年次生)ら選手が報道陣からインタビューを受けました。両角監督は、「2年連続でシード権に手が届かず悔しい思いをしてきました。今年度は、1万㍍の自己記録平均タイムが出場チーム中4位となり、スピード面で力がついています。負荷の高い練習の頻度を増やすだけでなく、森永製菓のサポートを受けながら体づくりやケアにも精力的に力を注いできました。兵頭ジュダ(体育学部)や鈴木天智(同)ら2年次生が、秋以降着実に結果を残しており、故障で戦列を離れていたエースの石原翔太郎(同4年次生)や駅伝主将の越の状態もいい。必ずシード権を獲得して来年度以降につながる大会にしたい」と語りました。越主将は、「チーム全体の雰囲気がよく、エントリーメンバー16人全員の調子もいい状態にあります。誰がどこの区間に出場しても、好走できると感じているので、いい意味で両角監督ら先生方も区間配置に頭を悩ませているのではないかと思います。大会当日まで気を引き締めて戦い抜きたい」と意気込みを語っています。

なお、練習公開前にはJA湘南の関係者から激励を受け、平塚市で採れたたブランド米「はるみ」300kgが贈呈されました。越主将は、「いつも応援してくださり、心から感謝しています。いただいたお米を食べて練習に励み、箱根駅伝で恩返ししたい」と話していました。