「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」が熊本キャンパスで「農林水産大臣賞」受賞報告会を行いました

農林水産省主催の「第6回食と農林漁業大学生アワード」(11月4日、東京・丸の内マイプラザ)で「農林水産大臣賞」を受賞した東海大学チャレンジセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」が、11月14日に熊本キャンパスで受賞報告会を開催しました。

食と農林漁業大学生アワードは、「食」と「農林漁業」を通じた地域の再生に向けて、大学生の相互の研鑽と連携の強化を促進するとともに、若者の取り組みの重要性についての国民的理解を深めることを目的として実施されているものです。今年度は応募があった30団体の中から書類審査を通過した9団体がコンテストに出場し、本プロジェクトは初出場ながら最優秀賞にあたる「農林水産大臣賞」を受賞しました。

報告会では、荒木朋洋九州キャンパス長(農学部教授)からメンバーへお祝いの言葉が述べられた後、本番で発表した4名の学生が、当日と同じ内容のプレゼンテーションを実施。日ごろの活動内容や熊本地震直後の状況、復興に向けた援農の再開などを紹介し、参加した学生や教職員から盛大な拍手が送られました。プロジェクトリーダーの藤川志津香さん(農学部応用植物科学科3年次生)は、「熊本地震後は活動の継続が危ぶまれていましたが、メンバー皆の意志で援農を再開し、待ってくれていた農家の方々との絆やつながりをあらためて実感することができました。今後もこの関係を続けていきたい」と語りました。

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