土木工学科が2025年に続き新東名高速道路の工事現場見学会を実施しました

建築都市学部土木工学科では定期試験終了後の7月31日(金)に、新東名高速道路の工事現場見学会を実施しました。2025年の6月、新入生(2クラス生)の希望者を対象に実施した見学会の第2弾として、杉山太宏教授引率のもと今回は2年次1クラス生を中心に1年次生から大学院留学生の15名が参加、神奈川県足柄上郡の見学地までは大学所有のマイクロバスで移動しました。 

見学行程は昨年と同じく「松田事業PR館(中津川橋・高松トンネル遠景)」→「河内川橋」→「山北スマートIC」の順で、各所では中日本高速道路や現場責任者の方々から丁寧で分かり易い説明を受けました。松田事業PR館では、区域全体の事業概要と断層帯が通過する当該地の複雑な地層構造と土質による工事の難しさを伺い、実際の岩石や土のサンプルを見て触って体感しました。 

河内川橋では、今年完全に接合されたアーチ型橋の施工方法や上りと下りで支持地盤の影響から橋のデザインが違うことなどを解説して頂きました。急峻な地形で、通常の搬入路建設では多大な地形改変となることを避けるため採用された90t級の資材運搬用インクライン(勾配40度、高低差60m)に全員が乗り込み、約7分で下り降りる貴重な体験をしました。土工事が主体の山北スマートIC建設現場では、「i-Construction」を達成するためにドローンや3次元データ、自動制御の建設機械などを導入したICT施工の実際について学びました。 

平賀優仁さん(2年次生)は、「生で見るトンネルや橋は、遠くから見るよりもはるかに大きく、美しく感じられました。そして、私たちが普段学んでいる授業の重要性や未来への可能性も感じました」と語り、コ イクコウさん(同)は、「日本の建設業は標準化と先進技術の導入が非常に進んでいると感じました。建設分野で使われる多くの専門用語を学ぶことができ、今後の勉強や将来の仕事にも役立てたいと思います」と話していました。田村音哉さん(3年次生)は、「ARやドローンなどの技術が安全性や施工効率の向上につながっていることが印象に残りました。一方で、オートレベルやトータルステーションなどの基礎的な測量技術も大切だと知り、授業で学ぶ意味を改めて実感しました。今回の見学を通して、現場で働くイメージも湧き有意義な時間になりました」と学びを得た様子。また、アグエル アジヤン ポ-ル デンさん(修士1年次生)は、「プロジェクトの規模を肌で感じ、現場で使われている技術やプロセスについて学んだことで、座学をはるかに超える理解を得ることができました。留学生として、日本の先進的な建設技術に直接触れられる機会をいただけたことを特にありがたく思っています。在籍中に、もっと色々な現場を見てみたい」と語りました。