現在、文明研究所の安達未菜助教が、「かもめの本棚」内のコンテンツ“かもめアカデミー かもめ学習帳”にて連載中です。
連載中のタイトル名は「ミストラルの面影を探して」。

ミストラルとは、1904年にノーベル文学賞を受賞したフランスの詩人フレデリック・ミストラル(1830-1914)。
彼の生誕地である南フランス、プロヴァンスのマイヤンヌ市を毎年のように訪れている安達助教は、2024年4月からマイヤンヌ市のアンバサダーに任命されています。
安達助教による寄稿でミストラルの長編叙事詩『ミレイユ』の魅力と、その地に暮らす人々の文化について触れてみませんか。
【かもめアカデミー かもめ学習帳】ミストラルの面影を探して
◆第1回 ミレイユとの出会い
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=1703
◆第2回 ミストラルと私―修業時代
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=1719
◆第3回 マイヤンヌ市、再訪
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=1729
◆第4回 近日公開(下記URLからご確認ください)
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?c=9&a=203

【かもめの本棚とは(HPより一部抜粋)】
『かもめの本棚』は、明日の“私”を考える人の本棚です。
大海を悠々と羽ばたくカモメのように、想像の翼を広げる。
―― 今日より“ちょっと”すてきな私が見えてくる。
(中略)
『かもめの本棚』はそのきっかけとなるような、
読む人の心のどこかにポッと灯りをともす存在になりたいと願っています。
(中略)
まっさらな本棚にお気に入りの本を一冊、また一冊。
時間をかけて、じっくり、ゆっくり。
こだわりの本棚を一緒につくっていきませんか?

【安達未菜助教について】
文明研究所 助教。高校時代に世界史に興味を持ち、2008年に本学文学部ヨーロッパ文明学科(現:文化社会学部ヨーロッパ・アメリカ学科)に進学。1年次生にフランスへ留学し、フランス語に関するサークルにも所属するなど“フランス漬け”の学生生活を送る。東海大学大学院文学研究科文明研究専攻に進んでからは、現在に至るまでミストラルが取り組んだ地域主義運動(フェリブリージュ)やプロヴァンス地方独自の言語・文化に関する研究を展開。ミストラルの故郷であるマイヤンヌ市にも何度も足を運び、史料の分析や有識者との議論を重ねるなかで、「地中海地域圏特有の柔らかな日差しに包まれて生活する人々は心も温かく、常に優しく、私を迎えてくれます。足を運ぶたびに好きになる場所で、研究活動を進められることはとてもやりがいを感じています」。2024年4月からフランス南プロヴァンス地方マイヤンヌ市アンバサダー(親善大使)就任。フレデリック・ミストラル博物館研究員、フランス革命研究会事務局員でもある。
「かもめの本棚」過去に連載していた安達助教の記事はこちら↓
【美しいくらし】プロヴァンスの言葉が伝える幸せのかたち
◆第1回 陽気で心温かい南仏の人々
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=1644
◆第2回 明るい太陽と“テロワール”がもたらす恵み
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=1645
◆最終回 祭りを通して継承されていく言葉
https://www.tokaiedu.co.jp/kamome/contents.php?i=1646


【関連ニュース】
文明研究所の安達助教がフランス・南プロヴァンス地方マイヤンヌ市のアンバサダーに就任しました
https://www.u-tokai.ac.jp/news-campus/950570/