文芸創作学科の中島さん作「故、君に送る」上演のお知らせ

文芸創作学科には、小説や論考だけではなく劇作や演技に興味を持ち、日々表現の探究を続ける学生がいます。そんな学生の一人、文芸創作学科2年次生の中島さんが脚本を担当した演劇「故、君に送る」が、11月1日(日)から3日(火)までの建学祭期間中、湘南キャンパスのコムスクエア音楽ホールにて連日上演されます。
また、本作には中島さんと同じく文芸創作学科2年次の山平さんが出演します。入学時から演劇研究会に所属し、現在上演に向けて連日稽古に励むお二人に、劇の見どころなどをご紹介いただきました。

向かって左が山平さん、右が中島さん

「故、君に送る」はどんな作品ですか?
中島さん「余命宣告を受けた主人公と、その友人、恋人、家族たちをめぐる物語です。劇中に大きな展開はありませんが、死を前にして大切な人たちと残された時間をどう過ごしていくか、ということを描きました。私自身、これまで何度か葬儀に参列したことがあります。そこで近しい人の死に向き合っている残された人たちの姿を見るうちに、死者を見送る側の乗り越え方や受け止め方を描けたらと思い、この作品を書き始めました。いま同じような状況にある方にとって、この作品がほんのすこしでも日常に戻る手助けになればいいな、と願っています。
ただ、実際稽古の場にいると、自分の書いた言葉を役者が自身の言葉として発してくれて、生きた人間として演じてくれるので、自分がこの作品を書いたんだ!という実感がなんとなく薄れていきます。あれ、なんで自分ここにいるんだろう?みたいな(笑)でもそれはすごく嬉しいことです」

山平さんが演じる役はどんな役ですか?
山平さん「僕が演じるのは主人公の友人役です。熱い男で、友人の死を理解できずにいます。それでも彼なりに一生懸命に考えこむので、演じている僕もこの役と一緒に成長している感じがあります。ひたすら脚本を読み込んで、彼の気持ちについて考えているのですが、そこに書かれている言葉を解釈するとき、文芸創作学科での学びが役に立っているかもしれません。自分なりの解釈について話していると、周りからさすが文創!と言われることもあるんです(笑)。僕自身はさほど感情のアップダウンは激しくない方なのですが、役の感情の揺れを、なぜこうなっているのか、その都度細かく考えて演じています」

見どころはどのあたりですか?
中島さん「稽古では、観客の皆様に伝わる表現として成立させるために、言葉が持つ意味、せりふや人物の背景、間の取り方について、役者たちによく問いかけています。そのときどきの表情、力み具合、息づかいまで、舞台の上で役者たちは身体そのものがすべて表現として読み取れるよう入念に準備しています。観客の皆様にはぜひ細かなところまで注目していただきたいです!」

中島さんの想いを載せた物語と山平さんの熱い演技、会場でぜひご覧ください。

第195回 東海大学クラブ連合会演劇研究会 4C建学祭公演「故、君に送る」

会場:東海大学 湘南キャンパス コムスクエア音楽ホール
要予約・入場無料
【上演スケジュール】
11月1日(日) 開場:12:30 開演:13:00
11月2日(月) 開場:12:00 開演:12:30
11月3日(火) 開場:12:00 開演:12:30

予約フォームはこちら:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9fMVyUZmY8YXTpeDwj9OHwQvwd7oVrWbDfjncYJ3aBIediA/viewform

第195回4C建学祭公演「故、君に送る」公式サイト
https://4ckengakusai.netlify.app

他公式X、Instagram等リンク集
https://lit.link/rins26