11/14品川開催_シンポジウム「『源氏物語』をとりもどす」

11月14日(土)、東海大学品川キャンパス4303教室にて、文芸創作学科の特別シンポジウム「『源氏物語』をとりもどす」を開催します。
登壇者は日本古典文学研究者の神田龍身氏、日本近代文学研究者の木谷真紀子氏、文芸誌『GOAT』編集長の三橋薫氏と文芸創作学科の現役大学生。
さらにコメンテーターとして、詩人で本学非常勤講師の小原眞紀子氏、文芸評論家の三宅香帆氏をお迎えします。
当日司会を務める、文芸創作学科学科長の助川幸逸郎教授にシンポジウムの狙いと見どころを聞きました。

「私が大学生の頃、『源氏物語』は卒論のテーマとして人気でしたが、正直今はあまり人気がありません。
『源氏物語』には、貴族のゴージャスな恋愛物語というイメージがあるかと思いますが、景気の冷え込みもあって今の若者はゴージャスなものに憧れませんし、いわゆる標準的な異性愛小説もウケなくなっています。
でも、せっかくこんなに面白い古典文学があるのに、皆が寄りつかないのはすごく残念。
ゴージャスな恋愛物語というだけではない『源氏物語』の魅力を知ってほしいという思いで、シンポジウムを企画しました。
神田先生には、古典文学として確立する前の『源氏物語』を「偽装」・「抑圧されたものの噴出」といった周縁的視点から語っていただけると思いますし、三島由紀夫研究者の木谷先生には三島独特の『源氏物語』理解に現れる、彼の文学観についてお話しいただけるでしょう。
『GOAT』編集長の三橋さんには、「2030年に『源氏物語』を雑誌特集するとしたら」というテーマで、本学科の「編集と出版」の受講生の企画にダメ出ししていただきます。
現役編集者の目に現代コンテンツとしての『源氏物語』はどう映っているか、ご注目いただきたいところです。
また、『源氏物語』についての著作をお持ちの小原先生、今最も広く親しまれている文芸評論家である三宅さんにも、それぞれのお立場からぞんぶんに『源氏物語』を語っていただく予定です。
というわけで、このシンポジウムでは、まだ海のものとも山のものともつかない、古典として神聖化される前の『源氏物語』と、現代コンテンツとしての『源氏物語』の両方をいちどきに体感していただける貴重な機会になると思います」

当シンポジウムは本学の学生だけではなく、一般の方も参加可能です。
多くの皆様のご来場をお待ちしています!
詳しくは以下チラシをご覧ください。

特別シンポジウム「『源氏物語』をとりもどす」

日時:2026年11月14日(土)13:30~16:00(13:15)
出演:神田龍身(日本古典文学研究者・学習院大学名誉教授)
   木谷真紀子(日本近代文学研究者・東京科学大学教授)
   三橋薫(『GOAT』編集者)
   東海大学文化社会学部文芸創作学科 学生
解説:小原眞紀子(詩人・東海大学非常勤講師)
   三宅香帆(文芸評論家)
司会:助川幸逸郎(東海大学教授)
会場:東海大学品川キャンパス
   ※湘南キャンパスではありませんのでご注意ください
対象:どなたでもご参加頂けます ※無料
予約:要申し込み。下記フォームスからお申込みください。
   https://forms.gle/re9hnrExQCMBqZjU8