有沢ゼミで夏のゼミ合宿を行いました

 心理・社会学科 有沢ゼミでは、4年ぶりに3年生と4年生の夏の合同ゼミ合宿を静岡県熱海市で行いました。(久しぶりのゼミ合宿だったので、指導教員として何だか緊張していました・・・)。

 ゼミ合宿前に各自が関心を持ったテーマについての研究レポートを提出してもらい、個人研究レポート集を作成しました。
この研究レポート集(A4判150ページ)は、3年生は半年間の、4年生は1年半の積み上げた成果をまとめたものです。
研究レポートを書くことには苦労したようでしたが、その分、充実感や達成感は得られたようです。
ゼミ合宿では、この研究レポート集をもとに、研究発表会を行いました。

多様な研究テーマが取り上げられていました。ここで研究テーマの一部を紹介します。
・多様性を尊重する教育内容の検討-国や自治体の事例から-
・青少年のゲーム依存問題と対策
・人の心身に動物が及ぼす効果-アニマルセラピー普及の検討-
・誹謗中傷の対処法の有効性についての検討-誹謗中傷はなくなるのか-
・居心地の良さを構成する要素の検討-場所性・身体性から考える居心地-
・女性の化粧の心理的効果に関する考察-化粧禁止の校則を論点として-
・集団の中での個人の確立-場面ごとのキャラクターの使い分けと適応の検討-
・恋愛関係における「依存」に影響を与える要因の検討
・若年層に住みつづけたい街として選ばれる居住地の検討-横浜市の「港北区」と「都築区」に焦点をあてて-
・「スクールカースト」における認識といじめとの関連

 研究内容を通じて、各自の研究の課題や今後取り組むべきことなどについて、活発に議論をしました。
研究発表会後の交流会では、ゼミ生同士の親睦を深める時間を過ごしました。ゼミ生からの花火のリクエストには応えられず残念でしたが、タテとヨコの絆が作られたと思っています。
また、4年生から3年生に向けて、就活体験談も話してもらいました。これから本格的な就職活動を行う3年生にとって有意義な時間になったようです。
次年度もゼミ生主体で、ゼミ生同士の絆が深まるようなゼミ合宿を行いたいと考えています。