アジア学科の山花先生が『なんでファラオは男なの? 古代エジプト女王の源流を探す旅』を出版

古代エジプト学が専門の山花京子教授が12月14日に新泉社より『なんでファラオは男なの? 古代エジプト女王の源流を探す旅』を出版しました。
新泉社の「13歳の考古学シリーズ」第4弾として、平易な文章とルビ付き漢字で中学生から読める書籍です。
主人公はどこにでもいる平凡な中学生ですが、エジプトからの留学生と仲良くなり、エジプト旅行に出かけることになります。
そして日本にはない現代エジプトの習慣や風景に驚きながら、現地に住む考古学者ハトラ先生とともに古代エジプトのハトシェプスト女王が「王様」になった理由を探しに出かけます。
博物館や遺跡巡りなど、旅行ガイドブックとしても役立ちますが、古代エジプト史を深く知るだけではなく、
現代のエジプト事情、そして日本が抱えるジェンダー格差の問題など、多角的な内容が一つの物語にまとめられています。
青年期の読者に特に薦めたい一冊です。

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