オスロ大学イプセン研究センターより北欧学科に「ヘンリック・イプセン著作集」の寄贈を受けました

『人形の家』などで知られる、ノルウェーが生んだ世界的な劇作家ヘンリック・イプセン(Henrik Ibsen, 1828-1906)。オスロ大学にはその専門研究機関であるイプセン研究センターがあります。
国を代表する作家であるイプセンについては、戯曲、詩、手紙を中心に、そのあらゆる文筆活動を網羅した全集が編纂されており、インターネット上での閲覧も可能になっています。(https://www.ibsen.uio.no/

この全16巻(各巻に細かな注釈がつくため、合わせて32冊)の全集について、日本においてノルウェー研究を行なっている機関として北欧学科に寄贈いただきました。

北欧学科では、2023年度サマーセッションにて、イプセン研究センターの翻訳プロジェクトメンバーでもあるアンネ・ランデ・ペータス先生(写真)による『人形の家』を集中的に学ぶ科目も開講されました。

全集の存在が、百年以上の時を越えて人々を魅了するイプセン作品に対する関心への刺激になればと思います。