ヘルシンキ大学語学センターで日本語を学ぶ学生とのオンライン交流会を実施しました

2021年12月3日(金)日本時間夜に、北欧学科でフィンランド語の授業を担当されている山川亜古先生とヘルシンキ大学語学センターの日本語講座の講師ピア・マティラネン先生の呼びかけで、オンラインでの語学交流会が実現しました。日本やヘルシンキ大学語学センターで日本語を学ぶ学生、東海大学北欧学科でフィンランド語を学ぶ学生、関東や関西でフィンランド語を学ぶ方々が計50名集まりました。

冒頭フィンランドのクリスマスの音楽を流した後に、マティライネン先生と山川先生から挨拶の言葉があり、その後Zoomのブレイクアウト機能を使い、1グループ3~4人で15分ずつ、メンバーを数回変えながら交流を楽しみました。フィンランドに住む学生が庭に積もる雪の景色を見せてくれるなど、冬のフィンランドを生で感じられる場面もありました。また、なぜ日本語やフィンランド語を学んでいるのかという質問で盛り上がりました。日本語を学んでいる学生の中には、村上春樹の作品が好きという方や、配偶者が日本人である、中学生の頃から何となく日本語に興味を持っていたという方などがいました。フィンランド語を学んでいる方々からは、北欧雑貨に興味がある、言語学に興味がありユニークな言語としてフィンランド語に関心を持っているなどという声が聞かれました。

北欧学科からは約10名の学生が参加しました。1年生の山中香里さんは、「英語も駆使しながら会話をすることはできましたが、フィンランド語でどう言えばよいのかがわからない場面が多かったので、今後まずはフィンランド語で身近なことについて会話ができるようになりたいです」そして「また、この交流会を通してフィンランドの方とInstagramを交換し、その後もお話しすることができているのがとても嬉しいです。今回多くの方々と関われたのはオンラインの交流会だからこそでもあるので、このような会に今後も積極的に参加し、直接交流ができるまでの期間を楽しみたいと思いました」という感想を語ってくれました。