心理・社会学科卒業論文発表会 その2

1月28日に行われた心理・社会学科の卒業論文発表会についての続報です。

先のニュースでも心理・社会学科の卒業論文のテーマがバラエティー豊かであることをお示ししましたが、今回も個性豊かなテーマについてご紹介したいと思います。「体育会女子サッカー部に対するメンタルトレーニング効果について」、「ラクビ―部員の活動意欲とストレス~楽観性・人間関係・食事満足度に注目して~」、「アイドルに「ハマる」こと」、「なぜ日本でeスポーツの発展が遅れているか」、「動物の骨格と心的現象:藤田嗣治の『猫』から」といった個々の学生の興味関心を強く反映していると思われるテーマや、「雇用形態や転職がキャリアレジリエンス、社会人の基礎的能力、心理的ストレスに与える影響」、「青年期の就職活動経験が被養育経験の認知に与える影響」といった就職活動を経験した4年生らしいテーマもあります。また、「同調圧力感と自己意識・コミュニケーションスキル~日本人と北米人大学生の比較調査から」といった国際的なテーマから、「多角的な調査に基づいたわが国におけるインクルーシブ教育の提言」というこれからの日本の教育の課題について扱ったテーマ、「うつ伏せ姿勢による昼間の短時間仮眠の効果に対するカフェインの影響について」といった実験研究もありました。

コロナ禍のためオンラインでの発表会になりましたが、先生方がそれぞれのお立場からさまざまなご意見やご感想を語られたり、参加学生が質問をしたりと、時に笑いも交えて和やかな雰囲気で進みました。