1月25日開催「“心もとなさ”からはじまる、おわりなき対話~わたしのことばで心理臨床を語ろう」文化社会学部「知のコスモス」のご案内

 心理職を目指して頑張っている学生のみなさん。勉強に励むなかで、こんなふうに思ったことはありませんか。
「実習で、子どもたちと遊んできたけれど、あれってなにか意味あったのかなあ?」
「事例検討で、思うことはあるけれど、これで本当にいいのかなって不安で発言できなくて…」

 心理職等の対人援助職として、日々支援にたずさわっているみなさん。実践のなかで、こんなふうに思ったことはありませんか。
「利用者さん(患者さん)の思い、どれだけわかっているんだろう…?」
「自分のしている支援、すこしは役に立てているのかな…」

こうした心もとない思いは、他者のこころに寄り添おうとする心理職など対人援助職にとって必然的なものであって、対人援助職がこうした“心もとなさ”を抱えることはとても意味のある大切なことだとわたしたちは考えています。

このたび、そんな“心もとなさ”をみつめるシンポジウムを企画しました。福祉、教育、医療の分野における臨床・教育経験を積んだ心理職、大学教員が、“心もとなさ”を出発点に、自分のことばで心理臨床を語り合います。
実践や教育のなかで不安や惑いを感じている、心理職などの対人援助職の方がた、それを目指す学生の方がたのご参加をお待ちしています。

●日時:2026年1月25日(日)10:00~12:00
●登壇者(五十音順):内海新祐先生(旭児童ホーム心理療法担当職員)、菅沼真樹先生(東海大学准教授)、丸山広人先生(放送大学教授) 
※司会/応答:櫻井未央(杏林大学)、中島由宇(東海大学)
●開催形式:オンライン(zoom)
 下記よりお申し込みください。
 https://forms.gle/o2L27ZsDTSpDtKfJ7 
●参加費:無料
●お問い合わせ先:東海大学文化社会学部心理・社会学科 中島由宇研究室 nakashima.yu.g<アットマーク>tokai.ac.jp

※本シンポジウムは、『“心もとなさ”からはじまる心理臨床』(金剛出版)の出版記念として企画されました。よろしければ以下のニュースもご覧ください。
「“心もとなさ”を感じたことのあるあなたへ」
https://www.u-tokai.ac.jp/ud-cultural-and-social-studies/news/25440/