こんにちは!
「広報メディア学科スピナッチ!!」です。
今回は、「2021年度合同ゼミ発表会」に参加した学生の声をお伝えします。
今年度の合同ゼミ発表会は、昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響により、Zoom上での開催となりました。発表会は2月5日(土)の11:00〜18:00に開かれました。発表会には、笠原ゼミ、加島ゼミ、河井ゼミ、小泉ゼミ、谷岡ゼミ、樋口ゼミ、水島ゼミの合計7つのゼミが参加し、1チーム45分〜60分の持ち時間で、研究成果や制作作品の発表が行われました。今回は発表した学生のなかから2人(笠原ゼミと樋口ゼミに所属)に、1年間のゼミでの学びを改めて振り返ってもらいました。
■宮原 颯太さん (笠原ゼミ 4年生)
Q.ゼミではどのような研究・制作をしましたか?
横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸が決まり話題となっていた新百合ヶ丘駅に注目し、「東京のベッドタウン」という印象だったが、実際はどうなのかについて研究しました。街を歩いてみると「芸術のまち」という言葉が、駅周辺を中心に強調されていました。街づくりの歴史と芸術の関係、地下鉄延伸へ向けた街の未来を探っていきたいと感じました。区役所、街づくりに関わった方、麻生区内にある大学の関係者などに取材し、それぞれの話をまとめ、全5本の記事を作成しました。
Q.簡単なゼミの紹介とプレゼンを行った感想を教えてください。
A.自分達の活動を振り返ることで学んだことの総復習ができました。また、記事は人に読んでもらってなんぼです。我々が記事を書いたということを学科の皆さんに知ってもらい、読んでいただける機会を作れたことも嬉しいです。
Q.1年間ゼミ活動を通して学んだ事はなんですか。
A.取材をすることで自分の知らなかった世界や事象を知ることができ、それをまとめることで理解も深くなりました。社会に出る上で知見を広げることは大切だと思います。その上で興味のなかったことや知識の薄い事柄を知る機会となったことが何よりの収穫です。
Q.ゼミで学んだ事を今後どのように自分の学びに活かしていきたいですか。
A.社会に出たら色々な業種や職業の方と接することになるので、今回まちづくりについて学んだことで、話せる話題が増えたから武器にしていきたいと考えています。また、人から話を引き出す力、それを分かりやすくまとめる力がついたと感じているので、今後うまく活用していきたいと考えています。
■小佐野 迅弥さん (樋口ゼミ 3年生)
Q.ゼミではどのような研究・制作をしましたか?
私の班ではフィクションの映像を作ることを大枠に、Adobeの aftereffectやblenderの操作方法を覚え、実際の動画作りに落とし込むということをしました。全員が未経験者だったため、YouTubeなどを参考にしながら独学という形で覚えていきました。合同ゼミ発表会でお見せした映像で部分的にblenderなどを使用しています。
Q.簡単なゼミの紹介とプレゼンを行った感想を教えてください。
A. 私たちのゼミでは、普段から企業を相手に活動することを主としています。簡単には商品の販売促進や、企業のブランディングにまつわる施策提案などです。企業やそれを取り巻く社会環境との折り合いのもとで活動していると、過程よりも結果に目を向けられ、私たちの学びは時に掠れてしまうこともあります。しかし、今回の発表会では、そこに辿り着くまでの過程やその成果についても余すことなくプレゼンすることができました。また、同じ学生という目線で、他ゼミ発表を聞けたことは大きな刺激になりました。自分たちの活動を理解していただき、様々な目線から評価していただけたことは、大学生最後の締め括りとして有終の美を飾れたのではないかと思います。
Q.1年間ゼミ活動を通して学んだ事はなんですか。
A. 悩むことで前に進んでいるという実感を得ることができました。これまでは、その場で足踏みしているような感覚でしかなかった“悩む”ということに対して、少しポジティブな考えを持つことができたのではないかと思っています。思い返せば、この1年は与えられた課題に対して、頭を抱える時間の方が多かった気がします。しかし、その過程には人として大切な縦横の繋がり、そして樋口先生の温かいご指導など、この大学(研究室)での思い出がたくさん詰まっています。そういう意味でも、頭を抱えて悩んだ時間があったからこそ今の私たちがあると、ゼミ生一同感じていると思います。
Q.ゼミで学んだ事を今後どのように自分の学びに活かしていきたいですか。
A. どんな状況でも「考え続ける」ことを大切にしていきたいと思います。これから新たな環境で活動していく私たちには、自分ではどうしようもない課題や仕事に追われることもあると思います。そんな時に、このゼミで学んだ「考え続ける力」は活かされると思っています。何をしても上手くいかない時、心をコントロールすることは簡単なことではありませんが、「考え続ける」という行動そのものは起こせるはずです。私たちのゼミではその大切さを学ぶことができました。考え続けることで自分と向き合い、ひとつずつ課題を解決していきたいと思います。そしてお世話になった先生には、そんな姿を見せることで恩返しができたらいいなと思います。
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インタビューに応じてくれた宮原さん、小佐野さんありがとうございました。
合同ゼミ発表会に参加した学生たちは、普段聞くことができない他のゼミの発表を聞いて、刺激を受けたそうです。
これからも広報メディア学科の学生の飛躍を期待しています!
以上、広報班スピナッチ!!でした!
次回もお楽しみに!
執筆者:広報班スピナッチ2年K.K、1年R.U、1年H.O