サイエンス・エンジニアリングカレッジ(SEC)では4月24日に湘南キャンパスで、理工系学部の学生、大学院生を対象にした「大学院進学ガイダンス」を開きました。学生たちにキャリアパスとしての大学院進学の魅力や重要性、進学の道筋などへの理解を深め、進路の選択肢として考えてもらうことを目的に2023年度から開催しているものです。当日は約250名が参加し、会場に入りきれない学生のために19号館1階の大型モニターにも投影。保護者の方にもご視聴いただけるようオンラインでも同時中継しました。





初めに濱本和彦副学長(教育担当・情報理工学部教授)があいさつに立ち、「大学院進学は国策としても後押しされており、支援制度も充実している今、進学しない手はありません。生涯年収にも関わりますから、ぜひ前向きに検討してください」と話しました。次に、大学院工学研究科の岩森暁研究科長(工学部教授)と理学研究科の新屋敷直木究科長(理学部長・教授)が修士課程の概要について説明。今年度から工学研究科に新設された情報理工学専攻について、黒田輝専攻長(情報理工学研究所・情報理工学部教授)が概要や特徴的な研究環境について紹介しました。黒田専攻長は、文部科学省「高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援」の採択を受け、本学として初めての専攻付属となる情報理工学研究所や、VRを中心としたデジタルメディア研究施設「情報理工学クリエイティブメディアラボ」をはじめとする自由度の高い研究環境の整備について紹介。「AIに代替されない総合力を獲得し、人間と情報が共創する社会を担う情報人材の育成を目指します。学び、研究することは自分の将来を自由にできる翼です」と話しました。続いて、総合理工学研究科総合理工学専攻の木村啓志専攻長(マイクロ・ナノ研究開発センター・工学部教授)が博士課程の概要を説明し、卓越した博士人材の育成や輩出を目指す国主導の支援プログラムや、本学独自の支援制度、研究力や英語力、リーダーシップを高められる環境や教員の指導体制などを紹介。「大学院への進学は将来を見据えた自らへの最大の投資でもあります。修士課程からさらに博士課程への進学もぜひ検討してください」と呼びかけました。





また、修士課程に在籍する中村倫さん(理学研究科1年次生)、北見菜穂子さん(工学研究科2年次生)、Tokai-SPRING SACRAの制度や金銭的支援を利用して博士課程に在籍する岡田尚徳さん(総合理工学研究科)、博士課程で学びながら授業を担当して給与を得る「特定助手」として勤務をしている横瀬颯人さん(総合理工学研究科)が登壇し、自身の進学動機や研究活動、現在の生活の様子などを紹介。横瀬さんは、自身が進学した理由や抱えていた不安、現在の生活の状況などを参加者に向かって率直に話し、「研究が楽しいというだけでも進学の選択肢になります。不安なく研究に打ち込める多様な支援制度も活用できるので、ぜひ進学を前向きに考えてください」と話しました。


最後に、梶田佳孝学長補佐(サイエンス・エンジニアリングカレッジプロボスト・建築都市学部教授)が、大学院入試の制度やスケジュールなどを説明。「今日の教職員や先輩たちの話を参考に、保護者の皆さまとも相談し、ぜひ大学院への進学を前向きに検討してください」と締めくくりました。