『センパイに聞いてみよう!』

学科の卒業生、上野莉子さんから高校生へのメッセージを紹介します。

大学を卒業したら、自分はどんなオトナになるんだろう?

そんな将来のイメージがまだ思い浮かばない高校生のみなさんもきっと多いはず。

そこで、大学を卒業したセンパイたちがどんな風に社会で活躍しているのか、学科の卒業生のセンパイたちにインタビューしてみました。

「生物工学」の枠にとらわれず、さまざまな分野で卒業生が活躍しています!

(*前身の生命化学科を含む)

こちらの記事で紹介するのは、2021年度卒業の 上野莉子さん  です。

Q1. 現在どのような活動をしていますか?

現在は舞台の活動をしています。主にミュージカル(音楽・歌・台詞及びダンスを結合させた演劇)の舞台に立たせていただくことが多いです。

Q2. その進路を決めたきっかけ・理由は何でしたか?

今現在もご指導頂いているボイストレーニングの先生に出会ったことが舞台の道を選択したきっかけでした。高校生の頃、習い事感覚で始めた舞台(ミュージカル)の活動ですが、プロの指導を受けていくうちに、自分もプロとして舞台に立ちたいと強い憧れを抱きました。また、自分が身を置きたい場所は舞台の世界なんだという確信が持てました。

Q3. 在学時はどのような大学生活を送っていましたか?

1,2年生の時は、授業も多かった為、割と勉強した記憶があります。サークルにも入っていたので忙しかったですが、充実した時間を過ごしました。

3年生はコロナウイルスの影響でほぼ自宅で過ごしていました。オンライン授業は、何かとやりずらさを感じましたね。対面授業が出来ることは幸せなことだなと思います!

3年生の後半からは研究室に所属しました。そこでは新たな出会いもあり、仲間たちと切磋琢磨しながら、研究に励みました。

Q4. 在学時の思い出、学科の良かったところなどを教えて下さい。

振り返れば大学4年間全てが思い出です。食品業界に興味があり生命化学科を選びましたが、数学も化学も全くもって得意ではなかったので、最初から最後まで苦労の連続でした(笑)成績発表の時期は必ず神社に行き手を合わせたり!舞台の稽古場に学習帳を持っていき、本当に歌って踊りながら化学記号覚えたり!大変だったけど、今思えば苦手なものにとことん向き合った時間は自分に自信を与えてくれた最高の時間でした。生命化学科では、食品、医薬品、化粧品など自分の身近に存在しているものについて深く学べる機会がたくさんあります。授業を受けるたびに、市販の商品一つ一つの見方が変わったり発見があったりと、普段の生活が楽しくなりました。

Q5. 高校生に伝えたいメッセージをお願いします。

今現在、やりたいことがない、入りたい学部がイマイチ見つからない、本当にこの学部で良かったのかなと不安を抱いている方や悩んでいる方がいるかもしれません。私も当時はそうでした。でも、決して焦る必要はないです。どんな選択をしても、目の前のことに対して一生懸命取り組んでいれば、興味を持てることや自分に合った環境などのヒントを得られる時が来ると思います。実際、私のように生命化学科で学んでいた者が、卒業後は舞台の道に進むことだってありますし、縛られず視野を広く持ってときめくものを見つけて下さい!皆さんが大学生活を楽しめますように!!