夏休み親子講座「ドクターアキヤマの冷え冷え科学実験」を開催しました

工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生が、8月3日に湘南キャンパスで「ドクターアキヤマの冷え冷え科学実験」を開催しました。かながわ県民共済が実施する子育て応援講座「子育て応援!夏休み親子講座」の一講座として行われたものです。

午前と午後の2回にわたって実施した当日は、ドクターアキヤマこと秋山教授と本学科の佐藤正志教授、苫米地祐輔講師、学生らが、参加した小学生とその保護者ら各回約30名の参加者に向けて、液体窒素を使ったアイスクリーム作りをはじめ、書いた文字を消せるボールペンを使ったマジックや何度も使えるエコカイロ、ペットボトル、給水ポリマーなど身近な物を使った実験、富士山の形を模した入浴剤作りなどを実施。それぞれの実験では、秋山教授が実験の原理やその性質を利用した商品などを紹介しました。最後には、液体窒素を使った低温の実験ショーも披露しました。

秋山教授は、「各グループに配したアシスタントの学生たちには、実験の目的や内容の説明を通じて一般社会に出ても必要なコミュニケーションスキルを磨いてもらいたいと考えています。参加者の皆さんには、実際に自分でやってみることで科学の面白さを感じてもらえたのではないでしょうか」とコメント。参加者した小学生やその保護者からは、「理科が好きなので参加しました。入浴剤作りは自分で手を動かして取り組めたのでとても楽しかった」「昔のCMで見た液体窒素で凍ったバラが粉々になる様子を間近で見られるなど、充実した時間になりました。もっと多くの実験を見てみたい」「大学近隣でドクターアキヤマの実験ショーが見られる機会があれば、また参加します」といった声が聞かれました。