有志学生が制作した機械工学科のPR動画が完成しました

工学部機械工学科での学びや研究室の様子を紹介するPR動画がこのほど完成し、大学オフィシャルサイトやオープンキャンパスなどで使用しています。高校生に本学科についてより詳しく知ってもらおうと、本学科の窪田紘明講師らが企画して学生に参加を呼びかけたもので、本学部の学生だけでなく文化社会学部広報メディア学科の学生ら7名が参加。昨年10月から活動を開始しました。

メンバーのスケジュール調整やシナリオ制作を担当するなど中心となって活動した八木響希さん(工学部3年次生)は、「何か自分の力になる活動をしたいと思っていたところに募集の話があり、参加を決めました。最初にインタビュー動画にしようという軸を決めて、どんな質問をしたらいいか、どれぐらいのボリュームの動画にするかなど、細部を詰めていきました」と振り返ります。今年3月に4名の学生にインタビューし、「東海大学を選んだ理由」「高校との違い」「機械工学科の魅力」などのほか、「女子比率の低さについて」「研究室の決め手」といった学生ならではの視点も盛り込みました。八木さんは、「理系の研究は難しい専門用語が多くなりがちですが、キャンパスライフや高校との違いなど柔らかい内容を中心にしました。一方で、工学を本格的に学びたいと決めている高校生向けに、少し研究に踏み込んだ質問もしました」と話します。

主に編集を担当した中国出身の蔣徳麟さん(同2年次生)は、「自動車やカメラなどに興味があり、機械工学を幅広く勉強したいと思い、東海大学への入学を決めました。動画を編集した経験もあったので、力を発揮できるのではと思い参加しました」と振り返ります。インタビュー撮影前から構成を考え、質問項目の背景にはキャンパスのさまざまな風景写真を取り入れるなど工夫を凝らし、「照明や外の明るさによって色合いが変わってしまわないように細かく調整しました。学生たちの声はもちろん、キャンパス全体のよさが伝われば」と話しました。

窪田講師は、「昨年度はコロナ禍で集まって作業することも難しく、苦労もあったと思いますが、学生目線のいい動画に仕上がったと思います。大学院生がアドバイザーとして参加し、サイエンス・エンジニアリングカレッジオフィスの職員が著作権のチェックなどで協力してくれるなど、学生、教員、職員が一体となって形にできたと感じています。多くの高校生に本学科を知ってもらうきっかけになれば」と話しています。

動画はYouTube「TOKAI UNIVERSITY 東海大学 入試広報担当」でご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=GAkPUn3MxMs