MJIIS2014で大学院機械工学専攻の学生が受賞しました

大学院工学研究科1年次生の酒井風馬さんが、11月12、13日にマレーシアで開催された「MJJIT-JUC Joint International Symposium(MJJIS2014)」で研究成果を発表。「EXCELLENT STUDENT RESEARCH AWARD」(優秀学生研究賞)を受賞しました。この学会は、日本政府などの協力で開設されたマレーシア日本国際工科院(MJIIT)と、本学をはじめと する25大学による「Japan University Consortium」が2012年度から共同開催しているもので、今回も世界各国から研究者や大学生が参加しました。

酒井さんは、「EFFECTS OF AEROCYNAMIC FORCE OF CHANGING DRAGONDLY’S FLAPPING THE PHASE RELATIONSHIP」と題して、トンボの飛翔メカニズムの解明を目指す研究成果を発表しました。その中でも、トンボが前翅と後肢の羽ばたくタイミン グを自らの意思で自在に変化させられることに着目。トンボの前翅と後翅の羽ばたくタイミングの違いによる空気力への影響を分析し、トンボは両方の翅の動き を自在に変化させることで大きな推進力を得ていることを解明しました。「研究発表に至るまでの間には、先輩方や先生方に大変な迷惑をかけてしまったため、 受賞がわかったときには第一にお世話になった方々の顔が浮かびました。また、一緒に学会に参加していた友人から”おめでとう”と言われたことを心からうれ しく思いました。私自身は、アクティブで楽しい空気の中で研究に取り組めば必ず良い結果が出ると信じています。後輩たちに研究の楽しさを感じてもらうため にも、これからも毎日元気よく頑張っていきたいと思っています」と話しています。

MJIIS2014で大学院機械工学専攻の学生が受賞しました