マレーシア工科大学のシビア准教授による特別講義を行いました

工学部では10月24日に湘南キャンパスで、マレーシア工科大学(UTM)電気工学部のシビア・M・イドラス准教授(革新実用化センター副所長)による特 別講義を行いました。UTMと本学は大学間の連携協定を締結していることから、今後の連携に向けた懇談を目的に10月23日と24日に来学したことを受け て工学部光・画像工学科の三上修教授が中心となって企画したもので、大学院生と4年次生約50名が参加しました。

「将来の広帯域無線サービスを支えるファイバ無線(RoF)システム」と題して行われた講義では、シビア准教授が研究しているRoFシステムの概要を紹 介。携帯電話の電気信号などを光ファイバーケーブルで送れるようにすることで、無線電波の届きにくい地下街や高層ビルの内部などでも不自由なく使えるよう にする技術の概要や、日本の通信総合研究所やマレーシアテレコムと共同で取り組んでいる研究の現状を説明しました。

参加者からは、「マレーシア工科大学での研究や、最先端の技術動向について話を聞くことができ、光工学分野の発展に大きな期待を感じるとともに、追求して いかなければならいないことが数多くあると思いました」「初めて英語での本格的なプレゼンテーションを聞きましたが、私自身も流ちょうに英語を話したい、 きちんと会話できるようになりたいと思わせられる授業でした。こうした機会がまたあればぜひ参加したい」といった感想が聞かれました。

前日の23日には、シビア准教授が「歴史と未来の博物館」を視察したほか、国際教育センターの片山恵一所長や大学院総合理工学研究科の山口滋研究科長らと 懇談。工学部光・画像工学科の面谷信教授、藤川知栄美准教授、立崎武弘講師の研究室や、電気電子工学科の庄善之教授、遊部雅生教授、理学部物理学科の鄭和 翊教授の研究室なども視察しました。

マレーシア工科大学のシビア准教授による特別講義を行いました

マレーシア工科大学のシビア准教授による特別講義を行いました

マレーシア工科大学のシビア准教授による特別講義を行いました