機械工学専攻の大学院生が「日本機械学会2014年度年次大会」で受賞しました

9月7日から10日まで東京都内で開催された日本機械学会2014年度年次大会の卒業研究コンテストで、大学院工学研究科機械工学専攻1年次生の飯山誠也 さんが最優秀賞を、酒井風馬さんが優秀賞を受賞しました。この賞は、学会で行われた若手研究者による発表の中から、研究の新規性や発表内容、質疑応答の態 度などを評価し、優れた発表を表彰するものです。

2名はいずれも工学部機械工学科の橋本巨教授、落合成行准教授、砂見雄太助教の共同研究室に所属しています。飯山さんは、「多点センサを用いた巻き取り ロール内部の軸方向における応力分布測定」と題して、既存のセンサを独自に改良し、一度の測定で巻取りロール内の応力を複数点測定できる測定手法の開発に 関する成果を発表。酒井さんは、「トンボの羽ばたき運動の変化と空気力の関係」と題して、トンボの羽ばたき角度に応じた揚力と推力の変化を、トンボ型のシ ミュレーターを使って計測した結果を報告しました。

飯山さんは、「賞をいただけたことに甘んじることなく、これからもコミュニケーション力などを磨くとともに、オリジナリティーの高いセンサの開発に取り組 んでいきたい」と話しています。また、酒井さんは、「学部生のころは実験の結果を発表するだけでも評価をしてもらえましたが、大学院生になれば理論をしっ かりと構築する必要があります。指導してくださっている先生方や先輩のご恩に報いるためにも、しっかりと結果を出していきたい」と意気込んでいました。

機械工学専攻の大学院生が「日本機械学会2014年度年次大会」で受賞しました