生命化学科が就職ゼミナールを開催しました

工学部生命化学科では10月27日に湘南キャンパスで、3年次生を対象にした「就職ゼミナール」を開催しました。まもなく就職活動がスタートする3年次生 に向けて、早い時期から準備を始め、活動に臨む心構えを養ってもらおうと企画したものです。当日は就職情報サイトを運営する(株)マイナビから就職情報事 業本部キャリアサポート課の三浦恵美氏を講師として招き、学生約90名がメモを取りながら熱心に聴講しました。

三浦氏は、本格的に就職活動を始める前にすべきこととして、「自己分析」「仕事・業界研究」「筆記試験対策」をあげ、「自分と仕事を知ることが就職活動の 両輪です。まずは自己分析と仕事・業界研究を深めるところからスタートしましょう」と説明。自己分析の方法として、自分の強みや長所を語るエピソードなど を書き出すワークと、仕事・業界研究の入門として各自が知っている会社名を列挙するワークを実施。三浦氏は、「気になる業界や企業について早い段階に情報 を集めて、自分はどんな仕事をしたいのか就職活動の軸を作り、来年3月のエントリー開始に備えていく必要があります」と語り、「理系の学生は全大学生の約 3割と希少価値が高い。問題発見や課題設定力など理系学生が身につけた能力は企業が高く評価していますから、自信を持って挑戦してください。SPI対策は 年内までに、業界研究会などへの積極的な参加もお勧めします」と結びました。

参加した学生は、「就職活動のスケジュールが変わったことで、先輩の経験談に頼ることができなくなりました。その分、自分で情報を収集し、本気になって動 いていかなければならないと身が引き締まりました」「大学院進学と公務員試験受験、民間企業への就職活動と3つの選択肢で迷っているのですが、流れをよく 確認し、早めに進路を決めて対処していきます」と感想を語っていました。

学科主任の小島直也教授は、「本学科は工学部の中でも女子学生が多く、志望業種が多岐にわたっており、一般的な理系の説明会だけでは対応できません。製薬 会社や医療機器メーカーに限らず、学生たちの幅広い要望に応じられる就職活動対策や支援を続けていきます」と話しています。

生命化学科が就職ゼミナールを開催しました