航空操縦学専攻の教員と卒業生がANA国内線でコンビを組んで乗務しました

工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の2期生で全日本空輸(ANA)副操縦士の片野裕仁さんが、同専攻の教員も務めるANA機長の佐野克彦特任教授と8月 15日から17日まで、ペアを組んで乗務しました。片野さんは2011年3月に本専攻を卒業し、ANAに入社。1年7か月の地上研修を経てボーイング 767型機の副操縦士昇格訓練に臨み、14年1月に副操縦士の発令を受けました。

15日から16日にかけては佐野特任教授が機長を務めながら、東京国際空港(羽田空港)~庄内空港や、羽田空港~富山きときと空港の往復便、羽田空港~岩 国錦帯橋空港間の便を担当。17日には羽田空港と広島空港の往復便を運航しました。このうち、16日の羽田空港~富山きときと空港便など4便で片野さんが 操縦を担当しました。

佐野特任教授は、「片野さんは副操縦士の発令後8か月ながら、副操縦士として機長援助業務を立派にこなし、また自らが担当したフライトでも安定した操縦を 見せてくれました。さらに、将来の機長昇格に向けて、より質の高いフライトを実現できるよう、向上心も見せてくれました。今後も、多くの東海大学卒業生と 操縦席で一緒に仕事ができることを楽しみにしています」と語っています。

航空操縦学専攻の教員と卒業生がANA国内線でコンビを組んで乗務しました