建築学科が「平成26年度春セメスター総合講評会」を開催しました

建築学科が「平成26年度春セメスター総合講評会」を開催しました

工学部建築学科では7月24日に湘南キャンパス17号館のネクサスホールで、「平成26年度春セメスター総合講評会 Super July Program Summer 2014」を開催しました。この催しは、本学科が開講する建築設計の授業で学生が取り組んだ課題作品のうち、担当教員から優秀作品に選ばれた作品を一堂に 集め、設計担当教員全員でさらに講評するものです。学生と大学院生約200名が参加しました。

当日は1年次生から大学院までの学生が、授業で取り組んだ課題の模型やパネルを前に、敷地の立地分析の説明や作品のコンセプトやデザインの特徴を説明。そ の後、参加した専任教員と非常勤教員により、作品をよくするための修正点のほか、評価すべきポイントなどについて講評しました。また最後には、各学年の優 秀者には教員から書籍が贈呈されました。

企画・運営を担当した杉本洋文教授は、「1年次生から大学院生まですべての作品がそろうため、学生にとっては自分の学びの段階を確認する場であるととも に、この講評会で高い評価を得た上級生に下級生が作品の作り方やコンセプトの理解の仕方を教えてもらいに行くなど、学年をこえた連携のきっかけ作りにも なっています。教員にとっても、自身が行った課題内容や教育内容について他の教員から意見を受けることで、授業内容の改善にもつながっています」と成果を 話しています。

当日の発表と展示の内容は以下の通りです。

【発表】
「建築デザイン3・同演習」 MaMa Café/郊外住宅地に建つ、ゲストのための空間を内包する家/代官山のシェアハウス
「建築デザイン1・同演習」 小空間の設計
「建築設計論1・同演習」 地上20mに広場を作る/都市空間での第5の立面/ハウス1/2・1/1・2/1/武蔵野コミュニティフォーラム/架講の森/集合住宅に<セミパブリック>を加えて、街のグラデーションを作る
「建築設計スタジオI・III」 新しい建築システムを導入した木造の復興住宅/日本建築学会設計競技『建築のいのち』

【展示】
加藤仁美研究室 大磯町公共トイレデザインの検討
杉本洋文研究室 いこいの森/泊公民館/都市建築調査2013@シカゴ/建築研修2014
吉松秀樹研究室 ブルネイ水上都市デザインリサーチ/修士デザインリサーチ/日本建築学会設計競技「建築のいのち」/デザインリサーチ
渡邉研司研究室 神奈川県立近代美術館(鎌倉館)保存・再生プロポーザル
建築計画特論Ⅰ・同演習 湘南二宮町の建築・都市研究
住居環境計画特論 東日本大震災の復興現場を追跡する:住まいの再建(災害公営住宅)

建築学科が「平成26年度春セメスター総合講評会」を開催しました

建築学科が「平成26年度春セメスター総合講評会」を開催しました