飯島名誉教授がタイのKMITLから名誉博士(工学)の称号を贈られました

本学の飯島敏雄名誉教授が4月3日に、タイのモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)から名誉博士(工学)の称号を贈られました。東海大学と KMITLは1965年から50年以上の長きにわたって連携しており、現在でも教員同士の共同研究や学生による共同ボランティアが行われているほか、相互 の学生派遣などを通して幅広い交流が展開されています。

飯島名誉教授は工学部動力機械工学科の教員だった87年からKMITLとの連携に参画。88年からはKMITLの機械工学科の教育・研究体制の拡充を担 い、実験装置の導入をはじめとする教育研究環境の整備のほか、タイ語の教科書作成やタイで活動している日本企業との産学連携研究の促進などに尽力してきま した。

3日にバンコク国際貿易展示場で行われた式典では、マハ・チャクリー・シリントーン王女殿下から飯島名誉教授に学位記が授与されました。飯島名誉教授は 「私が参画した当初、東海大学がKMITLをサポートする兄弟のような関係にありましたが、現在ではともに手を携えて発展するパートナーにまで発展し、そ の関係は深まってきたと思います。今後は、両大学の研究者同士が共同研究などを通して連携を深めるチャンスを数多く作り、両大学の交流の発展に尽くしてい きたいと思います」と語っています。

飯島名誉教授がタイのKMITLから名誉博士(工学)の称号を贈られました