工学部機械工学科が「ものづくり体験教室」を開催しました

工学部機械工学科では11月1日から3日まで、湘南キャンパス12号館で「ものづくり体験教室」を開催しました。この催しは本学「To-Collaboプ ログラム」の「市民工房Fab・Tokai設立プロジェクト」事業(代表者:機械工学科 落合成行 准教授)の一環で、子どもたちをはじめとした地域住民 に、大学の最新施設を使ったものづくりを通して地域貢献につなげることを目的としています。期間中は3日間で8回の教室を実施し、約150組の親子(約 250名)が参加。教員の指導のもと、運営を学生や大学院生ら10名が担当しました。

参加者は、最先端のレーザーカッターを使ったオリジナルキーホルダーづくりに挑戦しました。学生たちは、子どもたちが描いた思い思いのイラスト画をパソコ ンでデータ化して、レーザーカッターに送信。学生2名が機器を操作しながら、素材のプラスチックからキーホルダーの形をカッティングした後、プラスチック の表面にレーザーを当て、世界に一つしかないキーホルダーを完成させました。

子どもたちは、「昨日も来たけれど満員だったので、今日ようやく参加できました。とても楽しかったです」「自分が描いたイラストがそのままの形で完成した ので、驚きました」と目を輝かせていました。一緒に参加した保護者からは、「機械工学の最新施設や最先端の技術などを見学できて、ワクワクしました」など の感想が聞かれました。催しの運営を担当した中尚義さん(大学院工学研究科機械工学専攻2年次生)は、「パソコンに取り込む作業や実際に加工している様子 など、ものづくりの過程を見てもらうことで機械工学科の雰囲気も知ってもらえることができたのではないかと思います。皆さんが笑顔で帰ってくださり、充実 した3日間でした」と話しています。

工学部機械工学科が「ものづくり体験教室」を開催しました

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