生命化学科の卒業研究発表会を開きました

工学部生命化学科では2月17日に湘南キャンパス17号館のネクサスホールで、卒業研究発表会を開きまし た。本学科では、在学中により高度な研究を経験できるよう3年次生から「卒業研究」を履修できるカリキュラムを組んでおり、セメスターごとに発表会を開い ています。今回は、3年次生と4年次生約80名が研究成果を報告しました。

3年次生がポスターセッション形式で、4年次生は口頭で発表。大学院生や本学科の教員、共同研究に取り組んでいる他学部の教員に混ざり、すでに研究室の配属先が決まっている2年次生も参加。それぞれの研究成果について、学生と教員が熱心に意見交換する姿が見られました。

中田宗宏教授は、「3年次から卒業研究に取り組む中で、最初は実験器具の使い方がわからなかった学生でも学部卒業時には大学院生に負けないほど立派 に成長できるのが本学科の特徴です。また発表に向けた準備やプレゼンテーションを経験することも、学生が一人の科学者として成長する上で大きな効果があり ます」と語っています。発表に参加した一見紗瑛子さん(3年次生;左写真の発表者)は、「1、2年次に授業で取り組んだ実験が楽しく、より多く経験したい と思い3年次から卒業研究を履修しています。発表会は、1年間の集大成として自分のやってきたことを発表するよい機会だと思います。分野が異なる人に、専 門用語を使わずにわかりやすく伝えるよう心がけることで、プレゼンテーション力もつき、さらに上手くなりたいという意欲も高まりました」と成果を語りまし た。

生命化学科の卒業研究発表会を開きました