卒業生がパナソニックグループの入社式で新入社員を代表して決意表明をしました

大学院工学研究科工業化学専攻を2014年度に修了したアフカティブ・アブドゥラハマンさんが、4月1日に行われたパナソニックグループの入社式で新入社員を代表して決意表明を行いました。

アブドゥラハマンさんは本学在学中、チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」ソーラーカーチームに所属し、世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」や南アフリカで行われた「サウス・アフリカン・ソーラー・チャレンジ」、南アメリカ大陸唯一のソーラーカー大会「カレラ・ソーラー・アタカマ」に参加。ドライバーや広報を担当して、各大会でチームに貢献しました。卒業後は、パナソニックグループ会社の一つで自動車用の車載システムや蓄電池の開発・販売などを手がけている、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社に配属されています。

新入社員代表5名のひとりとして登壇したアブドゥラハマンさんは、父親の転勤でさまざまな国で暮らす中でMade in Japanへの信頼の高さを感じてきたことや、その高度な技術を学びたいと東海大に入学した経緯を紹介。また、ソーラーカーチームの活動を通じて同社製のパソコンや電動ツールに触れる中で、日本の技術をより多くの人に知ってもらいたいと奮闘した日々に触れました。その上で「各国で優れた製品が開発され、Made in Japanへの評価は薄れつつあります。攻めの姿勢を忘れずに、さまざまな国のニーズに応える製品を輸出することで製品の良さを伝え、世界中のマーケットを満足させたい」と語りました。

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