光・画像工学科が新入生を対象にした「コミュニケーション講座」を実施しています

工学部 光・画像工学科では「入門ゼミナール1」の授業の一環で、プロのボイストレーナーによる「コミュニケーション講座」を実施しています。この講座は学生生活に慣れると同時に、将来の研究や就職活動に際して重要なコミュニケーション力を身につける機会として一昨年度から行っているものです。

本講座では、ボイストレーナーで歌手のあらたに葉子さんの指導のもと、相手にとって聞きとりやすい発声法や緊張の克服法、全身を使ったコミュニケーションの方法などを学んでいます。その成果をもとに、5月20日の授業では受講する約80名の学生の中からランダムで選ばれた発表者が、「これまでの私、今、そしてこれからの私」と題して、1分間のプレゼンテーションの練習を行いました。各発表後には、授業を担当する虎谷充浩教授とあらたにさんから目線の置き方や間の取り方などについて具体的な講評を受けました。27日には全員が1分間のプレゼンテーションを教員や学生の前で行い、それぞれの発表を聞いて採点や感想を記入する発表会も行います。

あらたにさんは、「発表会に臨む際には自分のことを伝えたいという思いを前面に出し、目線を聴講者に向けることを意識してください。そして事前に発表内容の要点をあらためて整理しておくことが大切です」とアドバイスをしました。発表練習を行った学生は、「壇上に立つと緊張で足が震えてしまいました。それでも一度経験したことで気持ちに余裕が出ると思うので本番では自分の伝えたいことをしっかりと発表したい」と話していました。

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