生命化学科が食品製造現場の見学会を行いました

工学部生命化学科では、6月3日に神奈川県横浜市にあるキリンビール横浜工場で食品製造現場の見学会を行いました。主として3年次生が醸造や発酵にかかわる食品製造技術や工場の安全管理について学ぶ「食品工学」の一環で、座学で学んだことへの理解を深めるとともに、学生の将来設計の一助にしようと毎年実施しているものです。

学生たちは、工場のスタッフの案内を受けながらビールの製造過程や出荷までの工程や環境負荷を減らすための工夫を見学。これまで受けた講義の内容を踏まえながら質問するなど、熱心に解説を聞いていました。学生たちは、「ものづくりの現場を間近で見ることができました。普段は生物や化学について学んでいるため、ものづくりというと製品の中身を作ることだけを考えがちですが、ビール作りにはその他にも開発や包装、販売、さらには廃棄までさまざまな要素がかかわっていることがわかりました」「各工程を担当している人たちが仕事に誇りや情熱を持っていることが感じられ、私もそのように働けたら楽しいだろうと思いました」などと感想を語っていました。

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