建築学科の「平成27年度春セメスター総合講評会」を開きました

工学部建築学科では7月23日に湘南キャンパス17号館のネクサスホールで、「平成27年度春セメスター総合講評会 Super July Program Summer 2015」を開催しました。この催しは、本学科が開講している建築設計の授業で学生が制作した課題作品の中から優秀作品を選び、設計を担当する教員全員で講評するもので、学生と大学院生約200名が参加しました。

当日は1年次生から大学院生までの学生が、模型やパネルを前に与えられた課題の解釈や作品のコンセプト、特徴などを発表。その後、専任教員と非常勤教員が、改善点や評価できる点、より良い作品をつくるためのアドバイスなどについて語りました。また最後に、各学年の優秀者へ、賞状や個人賞として建築書籍など贈られました。

学生は、「この講評会は、一生懸命作った作品をたくさんの学生や先生方に見てもらえるので、とても励みになります。また、多くの先生から講評を受ける中で、授業の課題や自分の作品についてより多角的な視点でとらえられるようなったと感じています。ここで得たアイデアや課題を自分なりに解釈して、もっといい作品にできるようしっかり勉強していこうと思います」と話していました。

当日の発表と展示の内容は以下の通りです。

【発表】
「建築デザイン1・同演習(1年次生)」小空間の設計~身体寸法と空間~
「建築デザイン3・同演習(2年次生)」Tea ceremony house-茶室/つなぐ家をつくる/都市型共同住宅
「建築設計論1・同演習(3年)」/まちの駅〜これからのショッピングセンター+こども館〜/マチでホンを読む〜公園のような都市のリビング〜/ジャパンミュージアム/オモテサンドウ・スクール・オブ・デザイン
「建築設計スタジオ1・3(大学院)」2つの素材から考える住宅/日本建築学会設計競技『もうひとつのまち・もうひとつの建築』

【展示】
杉本洋文研究室 結っ小屋~泊プロジェクト~/名取市下増田児童厚生施設/東北復興プロジェクト
吉松秀樹研究室 ニアス島伝統的木造集落デザインリサーチ/修士デザインリサーチ/         日本建築学会設計競技/宮島口まちづくり国際コンペ/学部デザインリサーチ
渡邉研司研究室 シカゴ建築都市研究・西洋文化史研究
「建築計画特論」 湘南二宮町の建築・都市研究
「住居環境計画特論」 東日本大震災復興の基盤整備を検証する

工hp報「総合講評会」01.jpg

工hp報「総合講評会」02.jpg

工hp報「総合講評会」03.jpg

工hp報「総合講評会」04.jpg